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W-U
ゆっくり過ぎ行く時間。
たった1秒でも惜しむかの如く、僕を求めるルルーシュ。

「・・・・・・・・・・・・好・き・・・」
呟かれて、心底愛しく感じた。


「ぁぁん、ひぁ・っ」
毎日触れる身体。
優しく抱いてあげると
[好き]
ルルーシュは幸せそうに微笑んだ。

何故だろう?
真実を聞いたからだろうか。
消えていくルルーシュへの憎悪。
比例するかの如く、日に日に増す愛情。

好きと言われる度心が喜ぶ。
もっと好かれたくなって、沢山沢山愛してあげたくなる。

優しく抱く度、可愛くなるルルーシュ。
素直に甘えてくれる様になった。

「ぁっ、ダメ、イ・ク・っっっ」
ドクンッ、吐き出される白濁。
強い締め付けに
「ーーーっぅーー」
イきそうになる。
必死に堪えて
「ぁんダメぇーーーっ!!ゃぁ・ぁああん」
激しく突き動かす身体。
打ち付ける度聞こえる濡れた水音。
ルルーシュの中から聞こえる。
ルルーシュの身体はまるで女性の様だ。
数え切れない位抱いたせいか、濡れる様になってしまった胎内。
強く締め付け、奥へと誘導してくれる。
可愛くて堪らない声と仕草。
物凄く愛しい。
そして、余りの気持ち好さに
「ゃっ、嫌だ、熱・ぃっ」
胎内に全て吐き出してしまう。
殆ど無意識に。

気持ち良過ぎて制御の効かなくなる身体。
ねちっこく抱いてしまう。



[殺して?]
交わした死の契約。

これから行なう計画に、死は絶対に必要なのか?
殺さずに済む方法はないのか?
必死に答えを探すが、僕はルルーシュ程頭は良くない。
たとえ僕の脳を沢山働かせても、ルルーシュには大抵及ばない。
でも。それでも尚
「このまま・側に居てよ?」
「・・・ご・めん」
諦めきれない。

ああ、このまま時が止まれば良い。
ずっと、ルルーシュと2人で居たい。
永遠に、ルルーシュをこの腕の中で抱き続けていたい。

憎しみが薄れた今、残るのは大きな愛情。

ルルーシュを失いたくない。


「明日だな」
哀しそうに伏せられた瞳。
明日、僕達の計画は一度終焉を迎える。
ルルーシュが死に、そして世界はゼロに救われる。
皆の憎悪が完全にルルーシュに向けられた後始まる第2の計画。
それは世界を救う為僕がゼロになる事だ。
ナナリーと一緒に戦争を減らす。
足りない頭脳はシュナイゼルが補う様ルルーシュがギアスで命じてくれた。
全ての準備は整った。
だが本当に良いのか?ルルーシュ。
ナナリーに本心を言わないまま消えても良いのか?
お前は俺から離れても良いのか?

「ルルーシュ」
そぉっと頬に触れると
「なぁスザク。最後に1つだけ、我が儘言っても良いか?」
恐る恐る聞かれた。
「良いよ」
そんなの良いに決まってる。
言ってよ。
僕に出来る事なら何でもする。
君の為ならなんだって出来る。

「最・後に、優しく抱いて?」
え?
「沢山沢山抱かれたい。嘘でも良い。お前に、愛されたいよスザク」
ドクンッ!!!!!
激しくざわついた心。
そんなんで良いのか?
最後なんだぞ?
死にたくない、とか
もっと生きたい、とか言えよ?
一言でも言ってくれたら、僕はこの計画を白紙に戻す。
君も一緒に幸せになる方法を血眼になってでも探し出す。
全ての物を敵に回しても構わない。
憎悪を向けられても良い。
だけど、ルルーシュだけは失いたくない。
「ダメだ。最後なんかじゃない。君はずっと僕と一緒に生きるんだ。一生側に居て?」
「それって?」

「一生を君に注ぐって事だよ」
戸惑いながら見詰められた顔。
笑顔で囁いた。

僕は君の物。
全てをあげるから、君も全てを僕に頂戴?

命よりも大切な、心を頂戴?


「んんっ、んぁ。ぁ・っ、ぁん」
チュッ、優しく這わす唇。
チュプチュプ甘い胸元を口で味わうと
「ぁっ、ゃっ、イクっ」
切羽詰まり始めた声。
「今日は沢山イッて良いからね?」
優しく囁き
「ぃゃぁあぁんっ」
再び突起に舌を絡めた。
ド・クンッ。
胸だけでイッたルルーシュ。
一度イったせいで、敏感になった身体。
物凄く高く甘い声で、僕を煽った。

止められない身体。
暴走する。

「ゃぁ・っ、ヤダ、嫌だってば」
嫌がるルルーシュを無視し、秘所に口付けた。
ピチャピチャ皺を伸ばすかの如く動かす舌。
時折
「ひゃんっ」
窄めて中に差し入れた。
ゆっくり抜き差ししたり、中を舐め回しながら、沢山濡らしていく。
ビチャビチャに濡れてる方が、痛みも薄れる筈。
今日は出来るだけ無痛で抱いてあげたい。

「ゃ・だ。恥ずかしい」
完熟林檎以上に赤くなってしまったルルーシュ。
羞恥で潤んだ瞳が、激しく僕を煽る。

「ひゃぁあん、ふぁぁあっっ」
唾液でたっぷり指を濡らし、痛くない様ゆっくり胎内に忍ばせた。

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