[-X 【Act.[-X お仕置D】 「あのさぁ晋助。俺お腹空いた」 薬のせいで空腹になったお腹。 「ああ、なら俺の喰わせてやるよ」 俺のって? 「勿論口と此所、両方でな」 はい!?すみません、ちょっと理解不可能なんですが。 サワサワ撫でられるお尻。 えぇっと? 「嫌って言いたくなる位喰わせてやっから覚悟しとけよ?」 って、まさかヤルって。 「移動すんの面倒臭いから此所でするぞ」 ヒョイッ、担がれた俺。 土方だけでなく猫杉に迄担がれるなんて。 俺は荷物ですか。 ズンズン歩き出した猫杉。 「此所一応死角だから安心しろ」 公園の綺麗な草花が生い茂った花壇の後ろ。 ゆっくり猫杉は俺を寝転ばした。 上に被さる猫杉。 あの、猫杉様。物凄く嫌な予感がするのは気のせいでしょうか? 「ねぇ、何するの?晋助」 ビクビク嫌な予感に震えながら尋ねた。 「んあ?今から此所でお前を抱くんだよ。見て分かんねぇのか?」 ま、マジでぇええぇえええぇえ!? つか、此所でかぁ? 一度睡眠を取ったせいで、今は朝の3時。 深夜とはいえ、この公園には灯が付き捲っているせいで結構明るい。 でも夜だし、皆寝てる時間だから誰も来ないだろう。 「此所明るいから嫌だ。せめて暗い所にしろよ」 明るいと色々恥ずかしいだろ? 灯の余り当たらない場所だってあるんだ。 せめてソコにしろ。 誰も来ないから知らない奴には見られねぇけどさ、猫杉に見られんのも恥ずいんだよ。 「ああ、此所も施設の公園だからな。俺ら猫は気紛れだからさ、夜でも起きてる事多いんだ」 って事は、深夜だけど突然野良さん達が近くを通るハプニングもあるかもしれないとか? 「まぁ余り気にすんな」 気にするわぁあああ!!! チュッ、奪われた唇。 「抱かせろよ銀時」 真剣な顔で言われ、戸惑いながらもコクリ頷いた。 「ん、ふ、ぁんっ、晋、助ぇ」 再び触れて貰えたのがスッゴク嬉しくて零れる涙。 「んっ」 優しく舌先で拭われた滴。 スッゴク優しい。 安心して猫杉に身を委ねた。 「ぁ、ぁああん、晋助。良、い。ぁん、ソ、コ。ぁあっ、ダメ、ひぁっっ」 スッゴク気持ち良い。 もう好きにして? 沢山胸元を刺激されたせいで、蕩けてしまった身体。 あっ、ダメ、イキそう。 チュッ、自分から口付け 「晋助」 幸せを噛み締めた。 が、俺は甘かった。 「ぁああん、良い。イクぅ……って、ちょっ、ゃぁん、晋助ぇ!?」 イキ掛けた瞬間、力強く握られ出口迄指先で塞がれた俺の物。 「えぇっと晋助?あの、そうされたらイケないんですけどぉ?悪いけどさ、手ぇ離してくんね?」 引きつりながら頼むと 「今日はイカせてやんねぇ」 意地悪に上げられた口角。 「……………………ぇっ!?ちょっ、なんでぇ?」 情けない顔で尋ねると 「アイツに抱かれたお仕置だ」 ニィーッコリ最強に綺麗な笑みを向けられた。 あっ、綺麗。 じゃねぇっっ。 「昨日してねぇ分溜まってっから楽しみにしとけよ?」 楽しみに出来ません。 「ちょっ、待っ、ゃぁんっ、やっ、マジヤバいってばぁあああっっ」 再び舐められ始めた胸。 クチュクチュ戒められた物迄上下に擦られて 「ぃゃあっ、ちょっ、晋助のバカああああっっ」 俺は非難の声をあげた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |