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Z-W
【Act.Z-W 飼い主G】

ハァハァ肩で息を吐く俺。
先程の余韻で身体が甘く疼く。

「ぇ!?」
土方は突然俺を肩に担ぎ上げるとバタン、‖WC‖奥の個室に入った。
つか、上着拾えよ。

カツン、器用にも片手で便器の蓋を閉じ、トイレットペーパーで綺麗にソコを拭く土方。
俺を担ぎ上げたまま上着を脱ぎ、それを蓋の上に敷き、ゆっくり俺を降ろした。
土方の上着の上に座る形になった俺。
お陰で冷たくはない。

見上げた途端奪われた唇。
先程よりも濃厚なキスに
「ぅ、くっ、んあ、ふうぅぅぅん」
俺は翻弄され捲り。

音を立てながら離された唇。
一瞬銀色の細い糸が2人の間で見え、プツリ切れた。

あっ、濡れた唇スッゲェ艶っぽい。
熱っぽく凝視すると
「物欲しそうに見るなよ」
苦笑された。

「コレ、汚れたから脱ごうな?」
コレとは制服のズボンと下着。
恥ずかしくて俯いた。
カチャカチャ聞こえるベルトの音。
ジィィィィィィィ、降ろされるジッパーの音。
パサリ、一気に脱がされ床に落とされるズボンと下着。
ああ、ダメだ。何期待し過ぎてんだよ俺。
音だけで感じる。

「俺が汚したからな、綺麗にしてやる」
って、ちょっ、待て。
「ひゃっ、ひぁっ、ゃん、ちょっ、土方ぁ!?」
脱がされるなり下半身に這わされた舌先。
突然来た物凄い刺激に
「ヤッ、ダメ。待ってぇ」
俺は激しく動揺した。

ダメ、コレマジでヤバいって。

「ゃぁん、イッちゃうから止めてぇえっ!!」
このままでは土方の口でイッてしまう。
ソレはちょっとヤダ。
なんか悪いし、恥ずかしい。

ゆっくり開放された下半身。
ホッとしたのも束の間、
「んひゃぁ!?」
土方はもっと有り得ない所に舌を這わせ始めた。
ちょっ、土方。ソコ、マジ汚いからぁ。
「ゃぁ、ゃっ、ダ、メ、土方。嫌だぁ」
しつこく舐められ、挙句の果てには指迄挿れられて
「スッゲェ音」
俺の秘所は土方の唾液と何か知らない液体で洪水状態。
ヒクヒクと土方の指を締め付ける始末。

猫杉のせいで開発されてしまった身体はもうそれだけで
「コレ欲しいのか?」
更なる刺激を求めてしまう。
意地悪な笑みで聞かれコクリ素直に頷く俺は、様々な意味で終わってる。

「欲しいなら濡らせよ」
ニヤリ上げられた口角。

欲望に忠実になってしまった身体はためらいもせず
「ん……ふぅ」
土方の物に舌を這わせた。

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