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Z-U
【Act.Z-U 飼い主E】

「軽いな」
ヒョイッ、脇の下に両手を入れられ持ち上げられた身体。
腕力自慢ですか?
そのまま何故か洗面台の端に降ろされた。

なんでこんな所に座らせたんだろう?
「土方?」
名前を呼びながら首を傾げると、チュッ。奪われた唇。
んなっ、な、何?
ビックリして目を見開いた。

レロッ、舐められる首筋。
「ひゃんっっ」
くすぐったくて身を捩った。
「甘いな」
何が?
「もっと食べて良い?」
って、だから何?
何が甘くて、何を食べるんだろう。
「なぁ、もっと分かりやすく言えよ」
俺バカだからさ、キチンと言ってくんなきゃ分かんないよ?

「…………銀…時……」
つぅっっ!?バ、カ、甘い吐息混じりで名前耳打ちすんな。
震えながら紅く染まる顔。

クスッ
「へぇ〜。耳、感じるんだ」
笑いながら言うなよ土方。
つか、あんな事されたら誰だって反応するに決まってる。
反応しない方がオカシイよ、多分。

「可愛いな銀時。なぁ、今、此所で、お前の事抱いて良い?」
ぅ、うっにゃああああああああぁああ!?
ちょっと待て土方。
何過剰な位フェロモン出してんの。
ちょっと銀さん、ヤバいって。なんかスッゲェ色気みたいなのに当てられたって言うか。
「今日のお前スッゲェ艶っぽい」
み、耳元で熱い息吹き掛けるなぁっっ!!
ていうか今、そのセリフお前に言われたかねぇっっ。
いつもより声低くて甘いしさぁ。
「なぁ、マジ我慢出来ねぇ。抱かせて?」
発情した土方、マジで色気数倍増しです。
つか、エロッ!!!

「お前の、中に入りたい」
チュクチュク耳を舐めながら言われ
「っ、ゃぁ、はぅ……っゃぁん」
ゾクゾクゾクゾク脳天から足の爪先迄最強に甘い痺 れが突き抜けた。

ちょっ、土方。お前そのフェロモン、マジ反則。

「嫌か?」
切なそうに寄せられた眉。
あ〜もぉ、狡い土方。
そんな風にされたら断れねぇじゃんか。

スッカリ土方の色気に負けた俺。
消え入りそうな位小さな声で
「別に……嫌、じゃない」
呟いた。

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あきゅろす。
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