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Y-[
【Act.Y-[ 発情G】

マジ痛い。
「ぃあっ、っう、ヒァッ。痛、いよぉ」
ポロポロ零れる涙。
「スグ良くなるから我慢しろ」
って、我慢出来るかぁっつ。
ギロリ睨むと
「仕方ねぇな」
チュッ、猫杉がキスしてくれた。

「ん、んんんっ、ふぅ、ぅん」
蕩ける位濃厚なキスをされ、脳内はトロトロ。
尚且つ右手で胸元を、左手で下半身を刺激され
「ひゃあぁああんっ、やぁっ、良いよぉ」
甘い感覚に俺は声をあげた。

完全に力が抜け切ったのを確認すると
「ん、くぅんっ、ひゃぁああああぁん」
猫杉は俺を揺さぶり始めた。
痛みは完全に引き
「んゃぁああんっ、ゃぁ、ぁあっ、ぁっ、ああっ、ぁ、ふぁあっっ」
俺は物凄い快楽に溺れた。

どうしよう。もぉ死んじゃいそうな位気持ち良い。
突き上げられる度、チカチカする視界。
身体の中がドロドロに溶けてしまったかの様。

「ぁっ、ぁあああん。ソ、コ。ヒァッ、ぁふっ、良、いよぉ」
必死に猫杉の首に腕を回すと、余計激しくなった律動。

こんなの初めて。
意識が飛んじゃいそうだ。

「や、はぁああっ、嫌あぁああん、ダメ、も、限界。無理ぃいっっ」
アレから一度もイカせて貰っていない為、俺の身体は完璧に限界を超えていて
「……………………っああああああああぁんっ」
何度も空イキさせられた。

突き捲られた内部はもうスッゴイ事になっていて、熱くて堪らない。
「銀時、名前で呼べ」
命令され
「………晋、助ぇ……っ」
甘い声で名前を耳打ちすると
「ヤッベェ、今のマジ来た」
物凄い勢いで身体を揺さぶられた。

「……………………っう、銀、時っ」
「ひゃぁああああぁあああぁあぁん」
猫杉がイク瞬間、解かれた戒め。
2人同時に達した。

ハァハァ肩で息をする俺に対して
「もっと体力付けろよ」
猫杉は息1つ乱れてなくて、少し悔しい。

「も、無理ぃ」
萎えたばかりな筈なのに、再び揺さぶられ始めた身体。
無理だと言ったのに、無理矢理引き出される快感。

もうイケないと思ってた筈なのに
「ふ、ゃぁん」
再び熱を持ち始めた浅ましい身体。
「ぁん、晋助ぇっ、良い。もっと、もっとしてぇっっ」
必死に懇願した。

なのに

ふわぁ〜、聞こえた気の抜ける欠伸。

……ぇっ!?

「悪い銀時。疲れた、寝る」
突然抜かれた硬い物。
ズルリ聞こえた嫌な音。
ソレだけで反応を示してしまうのに
「晋助?」
猫杉は
「続きは又今度な」
目を瞑った。

クゥクゥ聞こえ始めたなんとも可愛らしい寝息。
いつもなら
『寝顔も可愛いなぁ』
だが、ちょっと待て。

今、この瞬間に寝るかぁ!?
俺まだ反応したままなんだぞ?

「晋助、晋助起きろってば」
名前を呼ぶが、無視。
必死に揺さぶると、うっすら開けられた瞼。
「晋助」
起きたぁ。喜んで笑うと
「五月蠅い、寝かせろ」
ギロリ殺さんばかりの視線をプレゼントし
「ぇっ、ちょっ、晋助?」
猫杉は再び眠りの世界へと旅立って行った。

って、なんじゃこりゃあ〜!?

流石猫。
なんちゅう気紛れ。

つか猫杉、性欲よりも睡眠ですか?

「お〜い、猫杉さぁ〜ん?」

結局その後、俺は1人虚しく初めての自慰をする羽目になった。

猫杉の馬鹿野郎ぉっっ、するなら最後迄しやがれぇっっっ!!!

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