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V-V
【Act.V-V 友達B】

「ゃぁっ、んぁ。は、ぅ、んんん…っ。土方くすぐらないでよ、もぉ」

いつの間にか手を掛けられた服。
気が付くと上半身裸だし。
野郎の身体なんて見て楽しいのか?土方。

チュウゥゥゥゥ。って、オイ。
何そんな激しい効果音立てながら胸に吸い付くんだ?土方。
そんな所舐めても何も出ないぞ?
なんかスッゲェくすぐったい。

って、あれ?
「んゃ!?ひぁっ、はんっ。ぁぁぁんっ」
何この声。
なんか変じゃないか?俺。
くすぐったいのに、なんか変。
なんか気持ち良いかも?

「可愛いな坂田。気持ち良いんだ?」
格好良い笑顔を見せた直後
「はぁん、ゃっ・ダメぇ」
土方は本格的に俺の胸元を攻めだした。

右胸は左手で、左胸は右手と唇。
ピチャピチャ聞こえる舌の音と吸い付く音。
なんかスッゲェ恥ずかしい。
時折軽く甘噛みされて
「ひぁ、ぁあっ、ん、んぁ、ぁっ」
有り得ない位甘ったるい声が溢れた。

何コレ?
物凄く、気持ち良い。
どうしよう。俺、なんか変。

「ぁんっ、土、方ぁ……っ」
ワケが分からなくなって
「土方」
無意識に俺は土方の名前を連呼しながら服をギュゥゥッ、強く握り締めた。

クスッ、耳元で軽く笑うと
「お前マジで可愛いな。此処スッゲェ反応してるぜ?」
土方は意地悪な笑みを俺に見せた。

あっ、ダメ。なんか流されそう。

軽く焦りを感じ始めた時、
「ただいま」
玄関から声が聞こえた。

………………チッ。
って、オイ土方。今舌打ちしなかった?
したよね?

「坂田、近藤さん帰ってきたから続きは又今度な?」
又今度って?
パチクリしながら土方を見上げると
「んな可愛い顔すんなって。我慢出来なくなるだろ?」
我慢って?
ほんっとワケ分からない。
ポカーンッ、って効果音が出そうな位目をパチクリしながら土方を見ると、チュッ、可愛い音を立てて土方は俺にキスをし
「ほら、行くぞ坂田」
俺の手を引いて部屋を出た。

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