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V-U
夜御飯のバイキングを済ませると、待ってましたの入浴タイム。
天然温泉だからスッゴク楽しみだ。


「って、ど〜して皆付いて来んの?」
仲良しグループか何かですか?

「ダメだっ!!お前らは付いてくんなっ」
晋助、何威嚇してんの?

「勿論俺と2人で入るよな?」
別に良いですが?

「と言うワケだから俺ちょっと行ってくるね」
ヒラヒラと残りのメンバーに手を振ると
「俺長風呂して良い?」
「良いぜ?」
俺は晋助と温泉に向かった。

何故か少しご機嫌に見えるのは気のせいですか?



「洗ってやるよ」
温泉に着くなり言われ
「ならお願いしよ〜かな」
『自分で背中とか洗うの面倒なんだよな』
俺は好意に甘える事にした。

ゴシゴシッ。
あ〜なんか人にシャンプーして貰うのって気持ち良いなぁ。
美容院みたい。
ま〜ったりする。

「次身体な」
はぁ〜い、お願いします。
スッゴイ丁寧に洗って貰え、まったりした。

さぁ〜、シャワーで身体流して温泉に浸りますか。
思った矢先
「ひゃぁあんっ」
突然触られた胸。
何?
何なの〜?

「仕上げしなきゃな」
・・・えっ?
なんかスッゴク嫌な予感するんですけど?

「手で洗ってやるよ」
え、遠慮します。


「ちょっ、・・ヤァンッ、ソコばっかりしないでぇ・・・・っ」
かぁなり念入りに洗われる胸。

ソコそんなに汚れてませんからぁ。

散々弄られたせいで、疼きだした身体。
「晋助ぇ・・・っ」
甘ったるい声が出た。

ちゅぅ〜っ、突起を吸われて
「ひゃぁ、やぁっ」
危くイキかけた。

危ない危ないっ。
胸だけでイッたらバカにされるよ。

「コッチも綺麗にしなきゃな」
囁きながら触られた下半身。
優しく弄られビクンッッ、震えた。

あ、あの今ちょっと触れないでくれません?
ちょっとヤバい事になってますから。


「もうこんなになってるぜ?」
クスリ耳元で聞こえた笑い。

誰のせいだよ〜っ!!




「っあ、・・・やぁんっ、ダメだってばっ」
必死に抗議の声を出したのに
「あっ、いやぁあぁあ―っ!!」
容易くイカされた俺。
なんか目が回る。
湯のぼせしたかな?

「やっ、なに?ひゃぁん・・・っ」
って、何処触ってんですか?

「コッチも綺麗にしてやる」
ソコは洗わなくて良いですからぁ〜。
ちょっ、マジで勘弁して下さ〜いっ!!




結局その後
「おい、大丈夫か?」
最後迄ヤられた俺。
気を失ってしまった。

パタパタと団扇で扇がれる。
少し気持ち良いが、頭が痛い。
「お前のせいでのぼせた」
折角ゆっくり温泉を満喫する筈だったのにさ、何してくれんの?

「一度してみたかったんだよ、温泉で」
『はぁ!?』
信じられないセリフに
「バカですか?」
ポツリ呟いた。




「なんか銀さんグッタリしてません?」
部屋に戻るなりベットに不貞寝した俺。
新八に尋ねられた。

「ちょっと晋助に苛められた」
愚痴ると
「銀さんも大変ですね」
ハハハ、苦笑された。

労りの声って良いなぁ。
皆新八を見習ってくれたら良いのに。
「お休みなさい」
ふわり髪を撫でられ、安心して眠りについた。


が、
「銀っ!!」
突然起こされた俺。
睡眠妨害すんな晋助。
今何時だよ?

時計を見ると深夜1時。
晋助ぇ、銀さん今爆睡してたんだよ?

「眠たい」
不満の声を出した。

「寝れないからさせて?」
・・・って、オイッ!!
何その言い分。
寝れないなら1人で起きとけよ。

「眠たいから寝る」
無視して寝返りを打った。


「んん・・・っ」
奪われた唇。
舌を絡められ、クラリ眩暈を起こした。

ちょっと突然ディープなのしてくんなよ。
眠いからキツいだろ?

「・・・っ、ヤッ!!」
勝手に身体を這う手。
否応なしに感じさせられる。

なんかムカつく。


「起きろよ?」
知りません。
「無視すんな」
少し腹を立てた俺。
晋助を無視した。

「いい加減にしろよ?銀時」
『いえ、ソレコッチのセリフです』
無視する俺に焦れたのか
「んんんっ!?」
突然奪われた唇。
コクンッ、何かを飲まされた。

何?この甘ったるい味。

「何飲ませた?」
「媚薬?」
って、疑問系で返すなよ。

つか、晋助さっきもしただろぉ〜がっ!!


「フワフワのベットの上でするのって初めてだな」
悪かったですね、ベット持ってなくて。
その上布団もペチャンコで固いしな。
でもな、我が家の家庭事情ではアレが精一杯なんだよ。
文句言うなバカ。

「朝迄するぞ?」
真っ青になった顔。
「ゃっ、待て。眠いんだってば、俺」
「黙れ、銀」
おい晋助、お前人の話全然聞かないんだな?
怒るぞ?


「ぁっ、はぁあ・・・んっ」
抵抗しつつも、流される俺。
「んはぁっ、あっ、あぁ・・・っ」
気持ち良いんだ、仕方ないだろ?
好きだしさ?

自然と洩れる甘ったるい声。
脳内が痺れる。
快楽のせいで抜けていく力。

「晋助ぇ・・・っ」
首に腕を回しかけた時
「五月蠅ぁ〜いっ!!」
怒鳴り声が響いた。

あっ、ごめん。
君の事忘れてたよ、新八。

俺の声のせいで、隣りで寝ていた新八が起きた。

ん?あれ?
新八スッゴイ不機嫌じゃね?
寝ぼけてます?

バキィ―ッ!!!!
あっ、晋助ベットから落ちたよ。

ガンッ!!!
あっ、頭打った。
今の絶対痛いぞ?
脳しんとう起こしたりしてないよな?
ちょっと心配だぞ?

ズルズルズル〜っ。
気絶した晋助を引き摺る新八。

ポイッ。
ゴミ出しの時の要領で、新八は晋助を部屋から追い出した。

んで、又
「銀さんお休みなさ〜い」
ムニャムニャ言いながら眠りに付いた。


つか、怖〜っ!!
寝ぼけてる時の新八怖すぎですから〜。


本日、新八への警戒心が上がりました。


『これから先、絶対新八の睡眠妨害はしないでおこう』
スゥスゥ眠る新八を視界に入れながら、軽く身震いした。

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あきゅろす。
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