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【Act.2】


両手を一つに括られ、壁に押し付けられる。
「ん・っ、んぁっ」
強引に奪われ絡め取られる舌。
脳内が痺れる様な感覚。
スッゴク気持ち良い。

強引にされるのが好き。
激しく求められると、応えたくなるから。

「ぁっ、晋・助ぇ」
キスの合間に名前を呼ぶ。
視線が絡まり
「ヒァァッン」
冷たい指が侵入した。

突然の侵入に痛みが走るが、慣れたソコはクチュリと容易にソレを許してしまう。

「ん・ふぁ、んあぁっ」
息継ぎさえ難しいキスに翻弄される。

その間もほぐされる内部。

「ひゃぁぁぁぁんっ」
前立腺に触れた瞬間、カクリ、脚の力が抜けた。

「危ねぇ」
意識を飛ばし掛け、苦笑される。

ゆっくり指を抜かれ、ブルリ身体が震えた。

「挿れるぜ?」
耳打ちされ一気に貫かれた瞬間
「ヒァ――――――ッッッ!」
腹部を液体が汚した。
「早ぇよ」
嘲笑われ羞恥で赤くなる。

「最低でも3回はイカせろよ?銀時」
甘く囁かれ
『3回でヤメテくれた事なんかないくせに』
口には出さず顔に出すと
「途中でへばるなよ?」
ニヤリ笑われ動きを再開された。

「―――ッ、あぁんっ」
「良・いッ。ぁっ、ソコぉ・・・もっと。もっとして?」

一度イくと最後、獣の様に激しく求め合う。
身体がぶつかり合う音・湿った音・甘ったるい俺の声。
全てが互いを興奮させ
「もっとだ。もっと求めろよ俺を」
エスカレートする行為。

「ぁぁっ、ダメぇっ!!イっちゃうよぉ」
容赦ない突き上げに、何度も意識が飛ばされ
「ゃっ・ぃぁぁぁ・ぁ、ふぁ・っ、ぁん」
数え切れない位イカされる。

けれど、
「ぁぁん、晋・助ぇ・っ」
微塵足りとも嫌じゃない。

「ぁっ、ぁっ、ひぁっ、ぁぁん」
引っ切り無しに喘がされ、喉が熱い。

でもソレ以上に熱いのは、晋助を受け入れている所。

揺さぶられる度
「スッゲェ音」
耳を塞ぎたくなる様な音がし、恥ずかしくなる。

ソレを知っているからか、ワザと音を立てられ
「ゃぁっ、恥ずかし・ぃ」
耳迄赤くなりながら呟く。

「録音してやろうか?」
ニヤリ嘲笑われ
『コイツならマジでやりかねん』
一瞬本気でそう感じた。

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