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U-V
ああ、どうして流されてしまうんだろう?

「ーーーっぁ」
何故こんなにも反応してしまうんだ?

何故こんなにも
「ぁん、晋助。晋・助・・・・っ」
愛しい?

「・・・・銀・時」
見られるだけで、名前を呼ばれるだけで
「ん・ふ、んぁ・ぅは」
心が満たされる?

好き。凄く、晋助が好き。
嘘偽り等一切無い位、心から晋助を愛している。

なのに何故俺は土方を求めるのだろう?
何故傷付けると分かっていながら愛してしまったのだろう。

優しい口付けと優しい笑顔。
ドチラも俺にだけ与えてくれる。
いつも俺の事だけ考えて、一番に優先してくれる。

だから俺も、晋助を優先したい。
こんなにも俺を慈しみ愛してくれる人を俺は、絶対裏切りたくないんだ。
絶対に。




「なぁ、今日泊まってくか?」
下校後スグ直行した晋助の部屋。
回数は1回だけだが、抱かれた後って怠いんだよな。
「良いのか?」
折角だから好意に甘えるとしよう。

「ああ」
やった。
疲れたから風呂入って寝かせて貰うか。

「まだ愛し足りねぇし」
え?
「久々に風呂でもヤりたいしな」
オイ。

「あっ、でも騎乗位も見てみたいかも。アレ結構エロいし」
・・・・・・・・・・・・。
「帰る」

「冗談だって。真に受けんなよ」
お前が言うと冗談に聞こえねぇんだよ。

「なんか悩んでんだろ?お前の事だ、1人になったら暗くなんだろ?だったら此処で休んでろ」
晋・助。

「ありがと」
余りにも優し過ぎる言葉に
「ごめんね?」
俺は涙を流した。




なのに。なんでだよ!?

「ぁっ、バカ。も、無・理だ、ってば。んぁ・ふ、ゃぁあ・ん」
一瞬でも感動した俺がバカだったよ。

「ゃ、もぉ抜けってっ」
冗談だって言うから安心して泊まったのに
「嫌だ。まだ足んねぇ」
お前どんだけ俺抱くつもりなんだよ?

風呂で3回。
ベットで2回も抱いたクセに、まだ抱けるのかよ。
最初にしたのも入れるともう6回目だぞ。

「晋助。俺マジ疲れたからさ、ちょっと休ませて?」
瞳を潤ませながら頼むと
「悪い」
苦笑しながら離された身体。
「ふぁっ」
ゆっくり抜かれ、変な感覚がした。

「ん?物足りねぇ?」
入口を指先でなぞられ
「べ、別に、そんなんじゃ、ねぇ・よ」
激しく吃ってしまった。

ヤバい。バレバレ?

なんか俺晋助と土方のせいでスッゲェ淫乱になってねぇ?
マジ恥ずいな。

「欲しいなら自分から咥えろよ?」
クスリ耳元で囁かれる低くてエロい声。

ゾクンッッ!!!激しく欲情した。


ダメだダメだと分かっていながら
「ぁん、ヤダ。おっ・きい」
自分から晋助のに腰を降ろす俺。

ああ。本当に、愚かだ。

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あきゅろす。
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