Ⅰ
Ⅰ.新八SIDE
最近の僕の日課。
それは銀さんを起こす事。
ゆっくりとなるべく音を立てない様に襖を開ける。
「銀さ～ん」
聞こえるか聞こえないかの境目の様な小声で呼び掛ける。
寝ているのを確認すると、ゆっくり銀さんの唇に自分の唇を重ねる。
「んっ」
時折聞こえる小さな声にビクビクしながら
「銀さん好きです」
キスの合間に囁く。
勿論ディープなのはしない。
起こしたくないからだ。バレたら色々と面倒だし。
たっぷりと甘いキスを堪能した僕は
「銀さ～ん。起きて下さぁ～い！！」
大声で起こす。
これが僕の日課。
毎日毎日20を過ぎた大人を起こしてあげてるんだ。これ位の報酬貰っても良いですよね？銀さん。
【後書きⅠ】
かなりの短文です。
多分銀さんは気付いています。
でも敢えて気付かないふり。
突然寝起きに思い付いたネタでした。
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