Xmas T-U
必死にしがみつく腕、自ら何度も唇を重ねる。
『コイツ煽り過ぎ』
「ひゃぁん、土・方ぁ・っ」
「・・・好・きぃ・っ」
可愛らしい嬌声と表情と仕草に煽られ
「ちょっ、やぁ・ぁぁぁんっ。も・無理だっ・てばぁ・っ」
何度も何度もしつこく俺は銀時を愛した。
「ひゃぁっ、ソ・コも・ぉヤァッッ!!!」
「ヤッ、も・死んじゃうからぁっっ」
前立腺を抉る様に激しく突き上げると
「ヒァッ、ァァァァァァ・・・ッッ」
銀時は意識を手放した。
『ヤバッ、ヤリ過ぎた?』グゥ〜ッタリした姿を見て焦ると
「うわっっ、お前っスッゲェ熱あるじゃんか」
真っ青になった。
慌てて服を着、銀時を清め身なりを整えさせ医師を呼んだ。
その後
「当分俺に触んなよ?」
39℃出した銀時。必死に看病して起き上がれる様になったが
「ごめん」
完全に御機嫌を損ねてしまった。
どうやら最近風邪気味で体調が良くなかったらしい。
顔が赤かったのも熱かったのも気のせいじゃなかったのか。
「俺無理って言ったのに」
恨みがましく言われ
「すみません」
深々頭を下げた。
「本当に悪いと思ってる?」
ジロリ睨まれ、コクリ頷くと
「ならお詫びにXmasの間は仕事休んで側に居ろよ土方」
命令され
「えっ!?」
ビックリして凝視した。
って、スッゲェ有り得ない位真っ赤になってるし。銀時可愛過ぎだろお前。
『一杯可愛がってやるよ』上機嫌に言おうとした矢先
「あと、罰として土方。お前1週間禁欲とマヨ抜きな?」
極上の笑顔で言われ
「ちょっ、ソレ無理ぃ・・・っっ」
激しく落胆した。
あ〜あぁ神様。俺Xmasプレゼントは銀時とマヨが欲しいです。
1週間の禁欲生活を想像し
「謝るから赦して?」
『俺のバカ』小さく呟き肩を落とすと
「1週間後は元気になってるから好きなだけしても良いよ?」
真っ赤に熟した林檎の顔で言われ
「銀時ぃ〜♪」
抱き付いた。
こんな素直で可愛い銀時が見れるんなら、少し位我慢します♪
その代わり銀時。1週間後は覚悟しとけよ?
銀時に背を向けた瞬間、ニヤリ不敵に笑った。
※2008.3/10(月)執筆
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