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Another-2年後のミサキ-本編
4月31日7
榊原の家は和風だった。
東京から祖母の家に遊びに来てみただとか。

「ここが僕の部屋。あ、ちょっとまってて。」

榊原は、何かに気づいたかと思うと焦りながら襖に手をかけようとした。

スゥー

急に襖が開いた。榊原が開けたわけではない。

「あっ!コラッ!見崎!!」

「何してるの?榊原くん。」

ミサキと呼ばれた人は左目を眼帯で覆い、黒髪のショートボブの美人な少女。

 見崎 鳴

私の知り合いであって友人。
その見崎さんが榊原の部屋から出てきたのだ。

「見崎さん…?」

「美咲ちゃん?」

見崎さんはすぐに私が最島美咲であると悟ったらしい。

「とりあえず部屋に入ろうか…」

榊原の誘導により、部屋に運ばれた。

榊原の部屋は愉快な笑い声がたくさん聞こえてきた。



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あきゅろす。
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