拍手お礼2



ちゅ、
また啄まれる。
触れては離れを飽きもせず繰り返す熱い唇。短い水音の合間に漏れるは震える溜め息。
優しく吸い付かれ、応えるように舌を差し出した。無限とも思える濃密な時間。終わりの見えない行為に新鮮な思いで没頭する。ぼんやりする脳が蕩けそうだ。

『…うわ』
何気なく薄目を開けて飛び込んできたのは熱を持った蓮の瞳。
『観、てる』
細められた二つの金色が俺を射抜かんばかりに見つめている。やり場の無い恥ずかしさが込み上げてきて顔に熱が集中する。お前ばっかタダ見すんじゃねー。暴れ出したい気持ちを抑えて心の中で毒づいた。



〜10/1/15



あきゅろす。
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