[携帯モード] [URL送信]

古き記憶の再生
平凡な日常…2
お腹がすいたので、教室に柚木と一緒に帰れば
嫉妬のこもったするどーい視線を浴びる…………私だけ
痛いのでちゃっちゃと、席に行きお弁当を食べたいのだが……



優紀「(目の前にいる女子5人は一体なんなのだろうか…)」


女子1「ねぇ、藤崎さん。ちょっと話があるんだけど……いいかしら?」



はいきた呼び出しー
ふざけんなこの野郎、弁当食わせやがれ
私今凄くイラついてるから何言い出すか分からないよ?



優紀「…………いいよ」



もうこの際だ
早く話終わらせて、ちゃっちゃと終わらせよう
そんでもってもう関わらないようにしよう。うん



女子3「それじゃあ行こ行こ」



女子3に背中を押され
柚木の横を通る
その時、柚木は心配した顔でこちらを見たので
口パクで大丈夫≠ニ言っといた

ホント、女の嫉妬って怖いよねー










呼び出しのお約束な場所、校舎裏だ
そこで私は、ちょっと脅されてます。
内容は、柚木の双子だからって私達から奪わないで、と
ツナ君の事はあなたより私達の方が良く知ってるの、だからもう近付かないでって事
あの、なんで沢田綱吉も入っているのでしょう。意味が分かりません



優紀「(この際だ、もうやってしまえ)…………あのさ、言い掛かりはやめてよ。私が双子の兄である柚木に頼って何が悪いの?頼って当然何じゃないの?
しかもなんで沢田さんも入ってくる訳?意味分かんないんですけど、とんだ言い掛かりだ。それと、私は自分のせいで人が巻き込まれるのが嫌いなんだ。もし関係ない人、ましてや柚木に何かしてみろ?二度と外に出れない姿にしてやるよ



ちょっと殺気のこもった声で言えば
女子たちは震え、何も言えなかった
だったら、ンなこと言うなよ……。



優紀「じゃ、私は教室に戻るから」



そう言い残し、やっとお弁当にあり付けられる




そして、私はその場面を誰かに見られている事に気づかなかった

[*前へ][次へ#]

2/6ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!