古き記憶の再生
関わんないでいたのに…3
頭がおかしい、それが正論なのかもしれない…でもあるものはしょうがない。
本当に、その記憶があるのだから
見せる事が出来なくても見せたい……
不可能でも……
見せてやりたい。
私達の通っている学校の名前は、並盛高等学校
この町の名は並盛町……
知らない人が聞けば、牛丼だよね…
だけどホントにそんな名前なのだ
女子「柚木君、おっはよー!」
柚木「ん…」
優紀「…………」
私はこの空気が嫌いだ
というか、媚び売っている様に見えて嫌だ
柚木は優しいが、気だるけに見える
そして……美形だ
私達は双子だから、顔は似ている…
それはどちらかが男装、或いは女装すればの話だ。
男子「よっす柚木、今日は遅刻しなかったんだな〜」
柚木「俺を万年遅刻魔と一緒にすんな。」
男子「いや俺そこまで言ってねぇよ……ん?なんだ、双子妹と登校か?」
優紀「…………柚木、教えたな?」
柚木「仕方ねぇだろ、こいつがしつこく聞いてくんだからよ。……………だからそんな睨むな、怖いから」
優紀「睨むなって言われても……ムリ」
柚木「なぁ高橋、俺嫌われてんのかなぁ!?」
高橋「いや俺知らねぇし」
優紀「嫌ってたら一緒にいない、あとウザいから黙れ」
柚木「Σ(|||▽||| )」
高橋「うっはー容赦ねぇなw」
先行きたいのに……でもクラスが分かんなかったら意味無いし
さっさと案内しやがれと意味も込めて柚木を睨む
柚木「そんな怖い顔すんなって…」
とりあえず、分かったらしいのでさっさと案内して欲しい…
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