悪戯書き集
赤空葉菊の独壇場の話
(赤空葉菊が教室の扉を蹴破って入ってくる)
うはははは！超気持ちいいっ！何も言えませんっ！
どうだ？ド派手にカッコいい入り方だろ？
……あ？普通に入ったら地味じゃん。伊勢零一は下僕なんだから黙ってろ。
それじゃあ授業始めるぞ。現国の教科書は…っと、校長に影から投げつけて無くしちまったんだった。おい、お前教科書よこせ。
(一列目に居た少年の教科書をぶんどる)
えーっと、夢十夜んトコ。寝たらチョークが粉々になるまで小突いてやるからな。
じゃあ第一夜黙読しろ。
(一分後)
あーもう、何この面倒臭さ！漱石面倒臭いよ！病んでるのか！？ヤンデレか！？
説明面倒になったから一夜ごとにグループに別れて漱石の伝えたいこととか病み具合を今度発表しろ。
何だ、囲炉裏華。……あーうん、テスト範囲。これ期末テストに入るからな、しっかり考えろよ！
じゃあ、今の時間はグループに分かれて発表内容考えろ。私は帰るけど静かにしてろよ。うるさかったら机ぶっ壊すから。じゃーな！
(赤空葉菊、扉を直さず帰っていく)
2008/09/26
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