禁じられた恋のナミダ※連載休止中
――誰もが、その美しい人間兵器を手に入れたがった。人間兵器には、ただ、彼さえいればよかった――
もてあました恋のカケラの続編
1.物理的乖離
2.精神的自死
3.虚実皮膜間
4.現世的懲罰
5.夢現ノ彷徨
ナオ……大島 直。第二次世界大戦時の人体実験の副産物である人間兵器の子孫。超人的身体能力を持つ。ヤクザの組長の一人息子として生まれ、屋敷に幽閉されて育つが、能力のせいで、トモに拉致された。
シン……拓真と名乗り、ヤクザ組織に潜み、ナオの存在を突き止め、拉致した。ナオを、属する組織に引き渡すはずだったが、ひそかに匿うことにした。トモ、はナオの付けた呼び名。
吾郎さん…拓真の年長の舎弟。拓真の命令で、ナオを匿うことになる。
マザー・シーラ……シンの属する組織の司令官。仲間内では、カアサンと呼ばれる。シンにさまざまな命令を下している。
武蔵出大和……防衛省の高官。ナオの存在を知り、兵器コレクションとして、ナオを手に入れようともくろむ。
ヨンファ……武蔵出の部下。
サク……シンと訓練施設で共に育つ。
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