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美食日記
04


私は、いつも菊さんと会う公園に来ていた。


見回すと、やはり、菊さんとポチくんがいた。


「菊さん!」


こちらに気付いた菊さんは、私を見て微笑む。


「こんにちは、名前さん。すみません、今日は何も用意してなくて…」

「いいんです。私、菊さんに頼みたいことがあって」

「頼みたいこと……?」


私は眉をひそめた菊さんの腕を取った。


「付いて来てください」

「あ、ちょっと、名前さん!?」






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あきゅろす。
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