(´Д`)ノ小説
2話
「まいにちまいにち僕らは鉄板のぉ〜♪」
足を机にのせ、握り拳をしながら音痴を披露している高尾。
「まぁた、やってるな、高尾ちゃん」
「翔汰…」
俺の肩に手をおく、俺の幼なじみ翔汰。
まぁ俺が高尾に恋していることを知ってる唯一のやつだ。
「でも、周りも楽しませてすげぇよな、高尾ちゃんの影響力」
「…っせぇな。」
「わぉっ!桔平ちゃん、怒らないで」
いつも、馬鹿なことしかしないけど、その馬鹿っぷりが彼女の周りを明るくする。
俺も彼女に影響されたうちの一人だ。
試験勉強でイライラしてた時、腕をつんつんされて、
なんだよ!って力強く言ったら
「高尾みいな!歌いまーす!」
ていって、さっきのような音痴を披露された。
最初はイライラしてたけど
(もし自信をなくしてくじけそうになったら、いいことだけいいことだけ思い出せ)
アンパ〇マンかよっというツッコミと、歌詞が今の自分にぴったりで
元気をもらったんだよな
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!