(´Д`)ノ小説
スリル*(カノシン)
「シンタローくんっ♪♪」
どしっと如月シンタローの背に乗る、黒パーカーの青年、カノ。
「カノっ!?つか重ッ!!」
引きこもりの体は軟弱なのだ。
たぶん、マリーが乗っかっても体が悲鳴をあげるだろう。
「もーッ!!このぐらい耐えられないと、色々大変ですよ??イロイロね。」
「いいからっ!!はやくどけーッッ!!」
まぁいつもカノはシンタローで遊んでるので、最近は慣れたらしい。
翌日。
「シンタローくんっ♪♪♪」
「ちょっ!!あぶない!カノっ!!」
え?とカノが床においてあるシンタローのジャージを眼に焼き付ける時にはもう遅かった。
カノはシンタローのジャージで足元をすくわれた。
「あぶねぇ!!カノっ!!」
目をあけるとシンタローがカノの下敷きになっていた。
「シンタローくんっ!?大丈夫? 」
するとシンタローは静かに笑ってぽんとカノの頭をなで、大丈夫だよと答えた。
「シンタローくん。その顔は…反則」
カノは顔をシンタローの顔に近づけ
「カノ…っ!?んっ…」
18歳童貞如月シンタロー。
ディープなう。
「んっ…ん…!」
男なのにこんなにも声が出る。
恥ずかしくてしょうがない。
「カノ!エネが見てる、かもっ」
「大丈夫。欺けてるから。それにスリルがあって楽しいでしょ?」
スリル。
この少年を揺るがす言葉が
18歳童貞如月シンタローの処女を奪ったのはまた別の話。
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