(´Д`)ノ小説
カゲロウデイズでマサ蘭
8月15日。
お盆休み。
宿題はする気にならないし、二度寝しようとすると
YOUGOTMAIR!!とケータイが叫んだ。
(今、暇か?)
宛先人は霧野先輩だった。
先輩は最初苦手だったけど、今は恋愛感情が芽生えてる
(暇です)と送ると
(遊ぼーぜ!!)ときた。
ちょっとワクワクした。
約束の公園につくと、もう先輩はいた。
「おせーよ。」
先輩は女みたいな顔してんのに口が悪い
「すいませんでしたぁー☆いきなりだったんでぇ☆」
「まっ、いいけど!!」
蝉の声が鳴り響いてる
「あちーな。だから夏は嫌い」
先輩はブランコを乗りながら叫んでいる。
阿呆ですねwwwというと頭をくしゃくしゃにされた。
こうやって馬鹿やってて、楽しい。だから先輩が好きなんだ
「あ。猫!!」
「本当だ…」
「俺、猫好きなんだよね!お前に似て!!」
「へっ!?」
どう‥いう意味なんだろ…??
つまり、先輩も……
キキーッ!!
ぐちゃっ。
「え?」
真っ赤に替わった信号機。バッと通ったトラックが君を引きずって泣き叫ぶ。実によくある夏の日のことそんななにかがここで終わった
「霧…野先輩…?」
8月15日
お盆休み
変な夢をみた。
でも外から聞こえてくる音はなぜたか覚えてて、
大好きな先輩と会って
「あちーな。だから夏は嫌いだ」
夢の時と同じセリフだ。
「霧野先輩…。今日はもうかえりません?宿題終わって無いんで…。」
「早っ!!何もしてねぇじゃん…。」
「あ。猫!!」
「…っ!?」
「俺、猫好きなんだよね!お前に似て!!」
「霧野先輩っ!!」
その瞬間、先輩は上から落ちてきた鉄柱に胸を刺された。
実はわかってた。
8月15日を俺たちは繰り返してる。何度も何度も…。
そのたびに先輩は殺されて、
愛してる。愛してる。涙を流しては繰り返されて、そんな繰り返しの運命なら、俺は……
8月15日
「あ。猫!!俺、猫好きなんだよね!!お前に似て!!」
そしてまた赤に変わった信号に飛び出した霧野先輩
それを突き飛ばした。
そして、変わりに俺は犠牲になった。
「俺……先輩のコト好きなんすよ?」
少年は、愛を叫んだ。
*****
8月15日
霧野宅
「また、駄目だった」
と呟いた。
狩屋が死んでもこのループは消えない。
これは狩屋が俺の死を受け入れて初めて抜け出せる。
この次のループで、
少年達はこのループを抜け出した…。
******
カゲロウデイズでマサ蘭でした!!蘭丸死オチすまぬ。
1作目、想像フォレスト
2作目、カゲロウデイズ
3作目、如月アテンション
4作目、チルドレンレコード
の予定です!!全部話を繋げるんで全部みてもらえたら嬉しいです!!それぞれの題名は本当にある歌なので検索してみてください!!pixi
vとかでかいてくれたら嬉しいです!!
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