(´Д`)ノ小説
4話
「ちっげーよっ!!何回言わせんだっ!!」
「ごめんなさーい」
数学を教えてる桔平。
数学を教えられてる高尾(※桔平の好きな人)
をガン見して笑いをこらえてる俺、雷入翔汰(らいいりしょうた)
桔平とは幼なじみで小さい頃から一緒にいた
女装したらきっと美人になるであろう顔立ち。
桔平は気づいていないがすごくモテていた。女はもちろん男にも(笑)
でも、彼は恋をしなかった。
面倒くさい、と
そんな彼が初めて自分から恋をした。
なんのとりえもない彼女を。
だからこそ
「彼女ならいいかもしれない」
大切にしろよ、桔平?
そんな友人の思いを知らずに数学を教える桔平
「〜であるから、…。わかった?つか、いい加減わかれ!」
「そういうことかっ!!なるほどー!!じゃあ、…は〜だよね?」
「そうだよ、やっとわかっ…」「神谷くんの教え方ほんっとわかりやすい!!」
「…………あそ」
というと桔平はその場を離れた。
「神谷くん!!ありがとう!!」
桔平はトイレの個室に向かい、赤くなっている顔に手をあてた
(一瞬っ…息とまってしまったじゃねぇか…)
キツく教えたのに感謝なんてしやがって
くそかわいいじゃねぇか!!
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