sub 君越しの景色(神戸×祇園) ※方言男子で神戸×祇園 夜景に夢中な祇園ちゃんの横顔を見るんは、もう何回目やろ。 うっとりした目で夜景に見とれてる祇園ちゃんは、ほんまに可愛い。その薄く開いた唇にちゅうしたい。でも、それはきっと叶わん夢。 「どうや?神戸の夜景は綺麗やろ?」 「まぁまぁやな」 「またそんなこと言うて。そのまぁまぁな夜景を、何回見に来てるん?」 「っ、」 ああ、そんなにほっぺ赤うして。可愛いんやから。 もっと素直になってくれたら、もっと可愛いんやけど。 「うるさいわ、あほ。近場で夜景って言うたら神戸くらいしかないから、仕方なく…」 「はいはい、わかったわかった」 祇園ちゃんは素直になれへんのよねー、と茶化すと、祇園ちゃんはまた怒り出す。そんな顔も可愛い。 こんなに近いのに、深いところには踏み込まれへん。いや、踏み込んだら、きっとこいつは離れていってしまう。 この心地良い距離が崩れてしまうんは、俺かて嫌や。 せやからこうやって、祇園ちゃん越しに見る夜景を目に焼き付ける。 「またいつでも見に来ぃや。まぁまぁの夜景が好きなんやろ?お前は」 「うるさいわ!…まぁ、お前がどうしても来て欲しいって言うなら、また来たってもええけど」 素直やない。でも、それがまた可愛い。もう末期やな。 でもこんなに近くにいれるなら、もう少しこのままで、ええかな。 end. 微妙な話になってしまった。 キャラ掴めてない感半端ねぇ。 あと神戸の夜景は最高ですよ。 ★ [*前へ][次へ#] [戻る] |