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ss
唾液から

キスが好きだ、と言ったら隆也は

変な顔をした。あんたとのキスは

苦しいんだと。照れんなよもう。

確かに挿れんのはきもちいいし、

隆也もそっちの方がいいみたいだ

けど俺はキスが好きだ。なんか隆

也を食べてる気持ちになれる。隆

也のこと好きで好きすぎて、ほん

と食べたい。隆也は苦しい思いい

っぱいしてきたから、ちょっと苦

いと思う。でもそれがだんだん甘

くなっていくのを感じられたらさ

俺、ほんと幸せ。

今日もいっぱい隆也にキスしてや

ろう。そんで隆也にも俺を味わっ

てもらおう。俺はどんな味なんだ

ろ。汗臭せーとか言われたらどう

しよう。いや俺は隆也の汗の匂い

好きなんだけどさ。

あー隆也と同じ味だといいかも。

いっぱいキスしたら同じ味になれ

っかな。てかもう俺の半分くらい

は隆也でできてる。このままずっ

と、死ぬまで隆也と一緒にいて、

いっぱいキスしたら最後はたぶん

隆也と俺は本当に一つになれるん

じゃねーかなぁ。

今俺たちすげーらぶらぶだけどさ

たまに、いつか隆也は俺んとこか

らいなくなっちまうんじゃないか

って思うんだ。だから俺は隆也と

一つになりたい。そんで死んでか

らもずっと一緒にいられたらな。

俺からはなれんなよ。そんなこと

になったら俺、絶対生きてけねー。

ずっと一緒にいろよな。

もう俺おまえがいなきゃ

だめだからさ。




END


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あきゅろす。
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