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ss
焦燥
※少し病三橋注意







涙が止まらない。
どうして、どうして
阿部君の一番になりたい。
阿部君はオレだけを見ていてほしい。
大好きだから、大嫌い。
オレ以外の人を見ている阿部君なんて嫌いだ。
そんな阿部君はいらない。
どうしてオレだけをみてくれないの、ねぇ、オレはこんなに阿部君のことが好きなのに。
いつだって阿部君のことを考えているんだよ。
今だって、阿部君で頭がいっぱい。
阿部君がオレを怒る、オレを励ます、オレに笑いかける、俺だけの阿部君。
すごく気持ちいい。



だけどそれはだんだんと黒く濁ったオレの感情で歪み、落ちる。
何もかも
ぐちゃぐちゃ
だいなし
不安
焦り
苛立ち
嫌悪
だいなし




阿部君が目をそらす。
振り返る、そこには



あいつ




阿部君がいなくなる。
オレは、また独り、いや
いやいやいやだいやだ嫌だとらないでオレの阿部君を返して独りにしないでやっと見つけた、
オレの
居場所



あいつ




阿部君




オレ








渡さない




END



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