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スタスカ短編
君はどんな時でも可愛いね(牡牛×月子)


京都




カーン、カーン・・・





1月1日の午前0時

鐘が鳴り響いた












―1月18日―




お正月が過ぎてもう日にちは18日

早いなと少し感じる。まるで昨日あったように

「何を考えてるのかな?」

急に後ろから声がしてびっくりしたが、すぐにその声の主がわかった

金久保誉。今は自分の夫

「えーと・・・お正月過ぎてからもう結構経つんだなって思っただけで・・・」

「ふふ、君もそう思う?僕もそう思うな」

誉はにっこり笑った。そしていつものように月子の頭を撫でる

「ほ、誉さん・・・!」

「君は本当に可愛いな。よしよし」

これではまるで犬扱いのようにも見える。だけど誉はそう思ってない

月子の顔はますます赤くなる。その様子を誉はにっこりと見てるだけ

突然月子が立ち上がった

「誉さん!」

「ごめんごめん、ついつい・・・」

誉は少し困ったような笑みを返した。月子は恥ずかしさで後ろを向いている

急に方を叩かれた。振り返ると・・・





ふに





「!?!!?」

月子が振り向いた瞬間に、誉の指が月子の頬を触った

そのまま誉はふにふに突っついてる。それも満面の笑顔で

「誉さん!!?!」

「ついやりたくなっちゃった」

と言いつつ月子の頬をふにふにと突っついてくる

月子の顔は先ほどとは比べ物にならないほど赤くなった

「耳まで真っ赤」

「・・・・完敗です」

月子は近くにあった自分のハンカチを取り、それを降った

誉はその様子を見て、急にこんなことを言い出した

「負けた君には・・・罰ゲーム」

「へ?」

「そうだなぁ、こんなのはどうかな?今日一日は僕の言うことはなんでも聞く」

「はい!・・・・ってえええええ!?」

つい勢い良く「はい」と言ってしまった

それを誉は聞き逃さない

「じゃあ決定。さっそくだけど、月子さん目を瞑って?」

「・・・はい」

月子はぎゅっと目を瞑る。誉は微笑み、そっと月子の顔に近づく

















どんな君でも、僕はずっと愛してるよ



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