[携帯モード] [URL送信]

小話
夜生×伊行*
男娼伊行



ショーが始まる5分前、薄暗い廊下に立つ。
ほとんど裸のような格好。上半身は裸で下半身は革の黒いショートパンツ。首には同じく黒い首輪。首輪から伸びた鎖を目の前に立つ人間に持たれている。


「…夜生さん、」

「今日もいい声で鳴きなよ」

「…そしたら、触って、くれますか、」

「それはお前の稼ぎ次第だよ」


冷たい声、胸に突き刺さる。
おれは知らないうちに夜生さんを怒らせてしまったらしい。きっと一生、許してはもらえない。何が原因か、分からない。おれは、何かをやってしまったんだ。
もう優しく抱きしめてももらえないし、名前も呼んでもらえない。


「ほら早く行きな」


鎖が夜生さんの手から店員の手に渡る。無遠慮に引っ張られ、妖しい光と音楽が溢れるメインホールへと足を踏み入れた。
お客さんの歓声を聞きながら、中央のステージへ上がる。逃げられないよう鎖を繋がれた。
その瞬間、身体に群がる無数の手や舌。


「ああっ、あ、いい…っ、」


もう何人の人に身体を弄られたか分からない。たぶん数え切れない。本当は気持ち悪い。だけど夜生さんが見ているから。


「んあ、あッ…ひぃああ…、」


もしかしたら、今日は触ってくれるかもしれない。伊行って、優しく名前を呼んでくれるかもしれない。
夜生さん、夜生さん、
あなたが好き


「…ゃ、お…さ、ぁっあ、ん」


おねがい、触って。
早くしないと、壊れちゃうよ、





やおあん

夜生さんバッドエンド風
すごく楽しかった、
伊行を壊すのが目的で、壊れたら誰にも触らせないとかいう感じで。ペット感覚



まえつぎ
[戻る]


あきゅろす。
無料HPエムペ!