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小話
双和×伊行
伊行10歳、双和20歳



遠い親戚が亡くなって、葬式に行けばそこにいたのは小さい子供。
顔をぐしゃぐしゃにして泣いているその子供の顔を見て、何故か欲情した。
そこで思ったのは、俺犯罪者になりたくねぇ…だった。
でも、どうにかなりたいと思い、ひとりぼっちになってしまったその子供に手を差し延べた。
名前は伊行。ひとりぼっちの子供


伊行と暮らすようになって一週間、地獄かと思った。


「…おにぃちゃん、」


兄と思ってくれていいとは言ったが、伊行が俺を呼ぶお兄ちゃんは破壊力がありすぎて、死んだ。


「おにぃちゃん、どこ、いくの」


俺が出掛けようとすると伊行はぱたぱた走って俺の服を引っ張って引き止める。
一人になるのが嫌らしい。


「おにぃちゃん、」


俺はショタコンではない。
伊行と同い年の子供に欲情した事はない。伊行だけ。伊行だけに欲情する。
我慢して、我慢するが、我慢出来ない時は夜中伊行が隣で寝ている時に自慰をした。伊行の匂いを嗅ぎながら、たまに柔らかい身体を触りながら、小さな唇にキスをしながら、
よく我慢したと思う。突っ込みたい衝動を。


でももうこの思いを我慢しなくていいだろう。


「双兄、」


あれから四年だ、四年経った。


「…ちゅー、したい」


我慢出来るわけがない。





そうあん

双兄視点!
ものすごく変態だ!



まえつぎ
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