小話
上総×一沙×晃雅*
リクエスト
だいたいセックスしようと言い出すのは上総で、オレと隠岐は流されるように事に及ぶ。
「隠岐んとこ行くか」
「すんのか」
「もう一週間もしてないぞ」
「隠岐とだろ。二日前にオレとやっただろ」
大学の敷地内を歩く。
遠くから着飾った女子達が和泉くーん、加賀谷くーんと手を振ってくる。上総は律儀に手を振り返すが、オレは絶対振らない。
「加賀谷くんクールでカッコイイよねって、この前言われてたぞ」
「…やめてくれ」
そこまで苦手じゃなかった女というものがこの大学に来て苦手になった。ベタベタ引っ付いてくるウザい。断然上総と隠岐の方がいい。とそんな事を考えながら、大学を抜け、隠岐の元へ向かった。
すごく嫌そうな隠岐を連れ、男三人で近くのラブホに入る。
「隠岐、一週間会えなくて寂しかっただろう?」
「馬鹿か、なんなら一生会いたくねえ」
「素直じゃねぇな」
ぶすっとしている隠岐をベッドに押し倒し、雑に服を脱がしていく。抵抗しない隠岐にキスをして、自分も服を脱ぐ。
「んで俺が下なんだよ、加賀谷、お前やれよ」
「今日は無理」
チッと舌打ちをした隠岐の胸に顔を埋めて舐める。声を出さないように唇を噛む隠岐にちょっと苛立ち、乳首を噛む。
「っい、てえッ、加賀谷、てめ、ころす」
「あーはいはい、どうぞ」
首筋にキスをしていると、下半身にぬる、と冷たい液体の感触がした。振り向くと上総がオレと隠岐にローションをかけているところだった。
「お前、何してんの、」
「慣らさないと入れられないだろう」
「上総、お前どっちに入れるつもりなんだ…?」
「どっちもに決まってるだろう。任せておけ、痛くないようにするから」
「ふざけ…っん、ぁあッ、」
ローションで濡れた穴に上総の指が侵入する。どうも隠岐の方にも入っているようで、隠岐の顔も歪んでいた。
「ほら一沙、隠岐触ってやらないと」
「っるさ、い…!」
べたりと身体を隠岐とくっつけ、反応している自分のと隠岐のを擦り合わせる。
「く、ぁ…かが、や…、もっと、強く、しろ…っは、」
そう言った隠岐にがぶりと肩に噛み付かれ、仕返しにと見える場所にキスマークを付けた。
「あー、痛くないようにするっていうのは撤回する、もう入れていいか」
「しね、」
「ふざけんな」
かずいちこう
中途半端ですいません、本番まで行けなかった…
このあとは、加賀谷が隠岐に突っ込んだところで、和泉が加賀谷に突っ込む。
二回目は隠岐が加賀谷に突っ込んだところで、和泉が隠岐に突っ、以下略。
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まえつぎ
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