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小話
??×伊行
伊行幼児化



気付いた時には身体が縮んでいた。おれが3、4歳くらいの時と同じくらい。
焦った双兄に抱っこされ、地下に下りた。


「伊行が縮んだ!!」


そう言って双兄は8区の扉を開けた。中には裕次郎さんとモモさんとりっくんがいた。
おれを見た裕次郎さんが絶句。そして叫ぶ。


「そんなに小さい子にはさすがに手出せないよ!!」


ムンクの叫びのように裕次郎さんが頬に手を当てる。
そんな事よりもシャツ一枚という自分の格好が気になる。パンツも今の身体にあってなくて、ノーパン状態だ。


「そうにい、おろちて」


舌が動かず、舌足らずになってしまう。恥ずかしい。
固まってしまった双兄。仕方ないので自分で双兄の足を伝って下りた。
裸足のまま床をてちてち歩いていると、モモさんがおれの前に屈んだ。


「ももしゃん」

「くろすけ、乳首見せろ」


着ていたシャツをガバッとめくられた。モモさんに裸を見られた。
初めてじゃないのに、ものすごく恥ずかしくて涙が溢れた。涙腺も弱くなっているらしい。


「ふぇ、ううっ…、」


えぐえぐ泣いていると、りっくんに抱き上げられた。優しく背中を摩られ、りっくんに抱き着く。


「私と一緒にチョコレートでも食べるか」

「ぅん、たべる…あまいのたべたい」

「あるぞ」

「…いちごの」

「ああ、ある」

「…りっくんすき」

「私も好きだぞ」


頬にちゅっとキスされた。


「りっくん!いいとこどりずるい!!優しくして後から伊行くんというチョコレートを食べる気でしょ!?」

「やかましい。伊行、身体が戻るまでウチにいるといい」

「ん、りっくんがいい」


双兄が嘆いているのが見えた。





りつあん

りっくん贔屓になってしまった。
りっくん、逞、天下、歌は絶対手出さないけど、他の人は触ったりしそう。



まえつぎ
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あきゅろす。
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