短編 雨の日 譲×桂馬 ※エロ 今日は朝から雨で、天気予報によれば一日中雨らしい。大学は休みだから、譲さんと一緒に散歩にでも行こうと思ったのにな。 柿さん達はいつも通り仕事。 カーペットの上でごろごろしている譲さんに近付き、声をかける。 「譲さん、もうすぐ昼だけど、ご飯どうする?俺作ろっか?」 「あー、うーん、けーま」 「うわっ!」 手首を掴まれ、その場に倒れ込む。上から譲さんが乗って来て、呻く。 「…譲、さん…重いって」 「うるせー、黙ってろ」 「そんな事言われてもって、譲さんっ、どこ触ってんだよ」 譲さんにお尻を触られ、首筋を舐められる。さすがに真っ昼間からはしたくないので、譲さんの肩を押すが離れない。 「ちょっと譲さん!今何時だと、思ってんの…!」 「いいからヤらせろよ」 そう呟いた譲さんに荒々しく唇を塞がれた。咥内に舌が入って来て歯茎をなぞられ、じわりと身体が熱くなっていく。 「ん、んン…っ、」 キスをしながら俺の服を剥ぎ取っていく譲さんの手つきが、早くて抵抗する隙もない。 「…はっ、じょう、さん…」 「足開け」 「…マジで、すんの?今?」 「ほとんど全裸になっておいてしないっていう選択肢はねぇだろ」 譲さんが脱がせたんじゃん。 でも、ここまで来たらやるしかないんだろうけど。 「桂馬、」 「わ、かったから…」 膝を立てて、足を左右に開く。恥ずかしくて腕で顔を隠す。 「絶景だな」 「変態。もう早くしてよ」 「はいはい」 いきなり指が入って来て、驚く。 「ちょっ、いきなり…!?」 「早くって言ったのお前だぞ」 「そう、だけど……っぁ、あ」 中に入っている指が的確に感じる所を刺激され、自身が反応していく。 「あっ…、う、んんっ」 「桂馬、」 「譲さっ、やばぁっ」 「なに、お前もう入れて欲しいのかよ?随分淫乱になったなぁ」 それは譲さんのせいだ。 心も身体も譲さん無しじゃ生きていけない。 「っ、あ…、譲、さん…入れて」 「可愛いな、お前は…今も昔も」 ちゅっと額にキスをされ、固くて熱いものが中に入って来る。その衝撃で背中が弓なりになった。 「は、あっ…、く、あ、あッ」 「っは、はは…キモチーか?」 「う、んっ…きもち、いーよ…」 両手を伸ばして、譲さんの首に腕を回してしがみつく。自分から腰を動かし、譲さんの腹に勃っている自身を擦りつける。 「じょ、さんっ、はっ、ああ」 「っ桂馬、このまま死ねたら、最高だと思わねぇかぁ?」 「んんっ、最高、だけど…、俺は、まだ譲さんと、いちゃいちゃしたい」 「はっ、言ってくれるじゃねぇかよ」 激しく中を突かれ、滲んでいた涙が零れ落ちる。 「ひあっ、あッ、はげし…」 「激しい方が、好きだろ?」 「は、あっ…きら、いじゃない、だから、もっと…して、」 ぎゅうっと譲さんに抱き着き、耳元で好きだと何度も呟く。 「譲、さ…すき…、っすき」 「っわか、ってるっつーの。あんま煽んな、糞餓鬼ッ」 「…好き」 大好きだよ、愛してる。 ずっと一緒にいたい。 明日は晴れるといいな 晴れたら、あの場所でまたエアガンを撃とう。 ――――― 桂馬受けバージョン。 素直な奴なので思った事はほとんど口に出すだろう えろ微妙で申し訳ない。 . [前][次] [戻る] |