学園☆ボンゴレ
学園☆ボンゴレ43.5(後編
前回のあらすじ
正一の靴が盗まれた!怒る正一。犯人を甚振ることを考えてそうな正一を見て犯人を逆に哀れむツナ、リボーン。
今返せば間に合うのでは、と踏み犯人探しを始めた4人。
犯人を哀れむ鬼畜なツナ!
犯人を哀れむ悲惨なリボーン!
ただの興味本位の自由な雲雀!
ただの興味本位の変人な骸!
フウ太からの情報を得て、犯人の目星はついてきた!それと同時に得た情報により犯人を捕まえなくてもいいのでは、とやる気が下がって行く2人!(主にツナ、骸
自由な彼らが自由に話し、自由な彼らが自由に過ごし戦う、フリーダムなゆるゆる事件!矛盾、曖昧ドンと来い!な自由事件!
学園長も先生も生徒も何もかもが自由で適当な学園に急に訪れた事件!平和な学園生活はどうなってしまうのだろうか!
適当な会話と適当な情報と適当なノリと適当な流れでの犯人探しはちゃんとしたものになるのだろうか!
果たして、彼らは犯人を捕まえられるのか!そしてその前に犯人を捕まえる気力はあるのだろうか!残っているのだろうか!それが問題だ!
怒り心頭大魔王の入江から犯人は生き延びられるのか!
唐突なる大事件、完結編!

ツナ「大事件でもねぇよなぁ」
骸「ですよねー」
リボ「大事件ってことにしとこうよ。ね?」

完結しまーす

ツナ「うーし、簡単に犯人言って良いー?」
骸「いいですよ。どうせなんの捻りもないアレが犯人なんでしょうから」
ツナ「だよねぇ」
リボ「もうちょっと溜めよう!?もうちょっと面白みを持とう!?」
ツナ「面白みなんかねーもん。ただ単にこれの犯人が「あーあーあー!!!(雲」
リボ「ナイス雲雀!ネタバレを防げ!!」
ツナ「うし、で、どうやって犯人捕まえる?」
骸「罠でも仕掛けます?」
ツナ「えさ何にする?リボーン?くるもみ?ミラクルもみあげ?ボール?」
リボ「俺ボールと同類!?ていうか俺えさ!?一応犯人”人喰い”とも言われてるんだろ!?」
ツナ「良い機会じゃねぇか。食われて来い」
リボ「ひでぇ!!」
骸「ボールでいいんじゃないですか?」
ツナ「んじゃ、ちょっくら野球部からボールをお借りして…っと」
リボ「どこに仕掛けるんだ?」
ツナ「簡単な話だ。殆どの被害が1階。学校大好きな雲雀が言うにはこの学園には欠点がある。そこにさっき行ってみたが見事に犯人のものと思われる”モノ”があった。」
リボ「お前結構調べてたんだな」
雲「君みたいに遊んでるわけじゃないよ」
リボ「お前が何を言う!」
雲「学校大好きな僕に抜かりはないよ。ちゃんと犯人は今日、ここに来る。」
骸「じゃあ後は夜まで待ちましょうか」
ツナ「んだな」
リボ「おーい、ボールと共に俺をなぜ縛る?」
ツナ「新たな放置プレイ」
リボ「ひでぇ!おとりにする気だ!」
ツナ「恭弥、外しといて。犯人は”人”が苦手だ」
雲「はいはい。」
リボ「………だったら最初から縛るなっつの」
ツナ「恭弥ぁ!それ2階のベランダから逆さ吊りにしといてぇ!」
雲「…はいはい。」
リボ「ちょ、やめろぉ!雲雀!やめろ!早まるな!!」
ツナ「はーい、じゃ行こう」
リボ「おいぃぃぃぃぃ!!俺放置か!?俺は放置なのか!!」
雲「はーい2階の地獄までごあんなーい」
リボ「おいぃぃぃぃいい!!待てぇぇぇぇぇえ!!」

―夜―
リボ「生徒が先生を縛り上げてまさか夜まで放置するとは思ってなかったよクソガキども」
ツナ「るせぇよもみあげ。後1時間放置しとくぞ」
リボ「うわぁぁぁああ!!ロープを持つな!落ち着け!!」
ツナ「良い子は真似しないでねっと。さー逆さ吊りじゃー!!!!!」
雲「2階までもう1回行くの?面倒」
骸「ていうか犯人が来ましたよ。黙ってください」
雲「カッチーン。お前何様?探偵気取り?カッチーン」
ツナ「お、あれじゃん。恭弥。捕まえるぞ。骸。出入り口を塞げ。リボーン。滅べ」
リボ「俺だけひでぇ!」
雲「はいはい。分かってるよ」
骸「出入り口は既に封鎖してあります」
ツナ「じゃーつまりは袋の鼠っつーこった」
雲「ふん、簡単に捕まえられるから逆につまんないね」
ツナ「まー世の中そんなもんだろ。つか簡単につかまってもらわないと困る」
骸「格好がつきませんもんね」
ツナ「散々余裕ぶったことしといて”捕まりませんでした☆”なんて言ったらぶっ飛ばされるぞ。正一に」
雲「あーそれはヤダ」
骸「というか捕まえましたよ」
ツナ「あ、そいつ暴れることあるから気をつけろよ」
骸「った…!!先にそれを言ってくださいよ!!」
ツナ「ぎょめんぎょめん☆」
骸「腕へし折りますよ?」
ツナ「やだぁーvV」
雲「はい、かごに入れた。」
リボ「なぁ。ロープを外してくれないか?そしてそいつはなんだ?」
ツナ「イヤだ。そしてコイツは大空ライオン。俺の相棒」
リボ「お前か!結局はお前絡みか!!」
ツナ「いやー最近遊んでやれなくってさーストレス溜まってたらしくってねーうん、ここんとこ遊んでやってないんだよねー」
雲「君が構ってあげないのが問題なわけ?」
ツナ「簡単に言えばそうだな」
雲「………ぶっ飛ばすよ?」
骸「そんなことだろうと思ってましたよ」
ツナ「だろー??」
雲「でさ、君は謝ったりしないのかい?」
ツナ「ん?あぁ、大丈夫。あの後さ、今までの被害の奴全部弁償してるから。けじめぐらいつけれてるぜ。俺」
雲「そういうことしてるのになんで遊んでやらなかったわけ?」
ツナ「いやー忙しくってさ。大丈夫今日から遊ぶうっとおしいくらいまで構ってやる俺は大空ライオンのナッツを生涯愛する」
雲「変な宣言しないでくれる!?」
骸「そうですか。入江にはどう説明しますか?」
ツナ「俺から言っとく。大丈夫」
リボ「じゃあ事件解決?」
ツナ「あぁ、そうだな。じゃ、お祝いにリボーンなんか奢って」
リボ「ひでぇ!!」
骸「あ、いいですねー」
雲「僕焼肉がいいな」
リボ「お前ら黙れ!」
ツナ「じゃーリボーンの奢りで焼肉行こうぜ。うっしゃー焼肉ー!!」
リボ「俺の話聞いてるかお前ら!!」

―翌日―
ツナ「わり、お前の靴盗んだの俺の相棒でさ…」
正「……………綱吉君。」
ツナ「……なんだ?」
正「一発殴っていい?」
ツナ「……あー…今日は許す」
正「紛らわしいことしてんなアホッ!!」
ツナ「ってー……悪かったよちゃんと靴もあるしさ、弁償もすっから。まぁなんだ…許せ!」
正「君じゃなかったら顔変形するまで殴るけどもういいよ」
ツナ「さんきゅ。迷惑かけたな」
骸「一件落着ですかね?」
雲「ぽいね。入江があんまり怒ってなくて僕は驚いてるよ」
ツナ「正一は俺に優しいから」
リボ「………それの被害は俺に来るんだよなー」
ツナ「まぁ当然のことだよなー」
リボ「ひでー………」
        -fin-
初事件編前編後編完結編。笑
いつかはやってみたかった事件編。


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