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※青春復活小説。
最後ミル夢ハ


『じゃあ僕は僕でやらせてもらうよ沢田綱吉』

キィ…バタン

『…キミがこんな計画に賛成するとは正直思わなかったよ

…だけどここで決断をしなければ何もかもが消える事になる

それだけは…』




そう…それだけは…
すべてが消えるのだけは…




「…だいめ…十代目?」


「あ…獄寺くん」


「お疲れ様ですコーヒー入れましたよ」


「うん ありがとう」


「十代目…大丈夫ですか?ボンゴレ狩りのことで 悩んでるんですよね…」


「…うん」

コンコン


「失礼するよ」


ガチャッ


「雲雀!」


「雲雀さん…」


「お前からこっちに来るなんて珍しいじゃねぇか」


「悪いけどキミ 席を外してくれる?」


「な!?オレは十代目の…」


「獄寺くんゴメン ちょっと二人で話があるから」


「じゅ 十代目!?…わかりました…テメェ十代目におかしな事したら承知しねぇぞ!」


「いいから早く行きなよ」


「獄寺くんゴメンね…」


「…チッ 十代目 失礼します」

ガチャッ
バタン!



「どうかしましたか?」


「キミ落ち着きなよ」


「…オレは落ち着いてますよ」


「万年筆の先がへし曲がってるよ」


「あ…」


「十年前の僕らと入れ替わるのがそんなに不安かい?」


「…そりゃあ不安ですよ 十年前っていったらオレは本当にダメダメでしたからね ちゃんとみんなを守れるのか…まぁ今もそんなに変わってませんけど 雲雀さんは…昔から強かったから不安なんてないでしょうけどね」


「僕だって不安だよ」


「え!あなたが!?」


「僕が一番強い敵を倒すまで入れ替ったりしないか不安だね」


「…そういう意味ですか」


「でも まぁ十年前の僕でも倒せるけどね」


「…でしょうね」


「大丈夫だよ 弱いキミが来たら僕が徹底的に咬み殺してあげるから」


「鍛えるって言ってくださいよ」


「あの丸い装置も無事完成した 入江正一の準備も整った 後は入れ替わるだけだよ もう後戻りは出来ない」



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