熱に浮かされて 後書き・付録
【後書き】
うわぁああ…!
初めてエロ入れて書いたんですが…
生まれて初めてエロ書いたので、拙くて、更にお見苦しくてすみませんでしたああぁ!!!!!!
予定からかなりズレた完成品に仕上がりました…。
予定は…
風邪な小十郎に襲われる佐助
↓
最後までやらずに小十郎ダウン
↓
中途半端にされる佐助
って感じだったんですが…
結局最後までやってしまいました…。
でも、初エロ書けたし!
楽しかったし!
とりあえず満足しました!
長い小説になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
短いながら、おまけもありますので、宜しければどうぞ↓
【付録】
※小十郎目線
「ん…」
小さく身じろぎをして、まぶたを持ち上げると、あまりの違和感に目を瞬いた。
「やーっと起きた」
「さ、すけ…?」
目を開いてすぐに飛び込んできたのは、明る過ぎる茜色。
頬を膨らませて、やや不機嫌な顔をした恋人である忍は、早くどいて抜くように、と言い放つ。
…抜く?
そう言われ、今の自分の状態を確認してから。
ほとんど働いていなかった頭が、ようやく回転を始めたらしい。
自分の身体の妙なすっきり感と、自分の頭に残る記憶を繋いでみると、ようやく全てを思い出した。
「小十郎さーん?はーやーくー」
「あ、ああ…」
佐助に促されて、自分は熱のある時に何をしていたのかと自己嫌悪に陥りながら、自身を佐助の内部から抜き取った。
「んっ…、あー、重かった…っと」
「わ、悪かった…」
起き上がり首を鳴らす佐助に、申し訳なくて謝ると、佐助はにっこりと笑う。
「んーん、いーよ別に。小十郎さん風邪引いてたんだしさ。それに…責任もとってくれるみたいだし?」
「?…責任?」
そんなこと、言っただろうか?
「『一生離さない』んでしょ?プロポーズまでしてくれたし、俺様だって怒れるはずないって〜!」
「…!!」
確かに、一生離さないとは言ったが…!
そういう意味、なのか…?
頭は悪くないコイツが、変な意味で取るはずはないし…。
じゃあ、
間違いなく、俺のせいで…。
ぐるぐると頭の中で自己嫌悪を続けていると、
佐助は手を俺に伸ばしていた。
「…ねえ、旦那さま、俺様お風呂行きたい」
「っ!!」
首を傾けながらそう言って、甘えるような笑顔を俺に向けた佐助。
全身を貫いたような衝撃に頭を抱えながら、早く、とだだをこねる佐助を風呂に連れて行くために立ち上がった。
そして、思う。
――ああ
一生離れられないのは、俺の方だ、と。
※佐助目線
風呂にと向かう廊下を歩きながら、目の前を歩く小十郎さんを見上げてみる。
耳まで真っ赤にしながら、俺の手を引くこの人。
――心から、愛しい。
願わくば、本当に一生離れたくはない。
俺様の好きな人。
でも、これくらいは仕返ししてもいいよね?
俺の言葉で、あなたを縛る。
それくらいなら。
だって、俺様ばっかり縛られたままなんて、ちょっと悔しいじゃない?
だから、
願わくば、あなたと一緒に、命の限り。
おまけend
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