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同じで非ず(*幸×佐)
※イロモノ・超短い
「旦那はさ、今日って何の日か知ってる?」
「ん?6月9日………何かあったか?」
突然の問い掛けに幸村は少し考えたが、すぐには答えが見付からなかった。
「あのね…………」
佐助は椅子に座る幸村の前に跪いた。
「6と9でシックスナインの日だよ」
「…………ほぉ………」
幸村の足にそっと手を置く。
「それは日になぞらせて、したいということか?」
「………………」
見上げる熱っぽい視線
「だって…………」
「何だ?………歯切れが悪い、はっきり言え」
「旦那ともっと………いろんな事したい………から」
「ククッ………随分といやらしい奴だな」
かぁっと赤くなる佐助に幸村は喉の奥で笑う。
「まぁいいだろう」
「ッ」
目を細めて微笑む幸村と視線がぶつかる。
「ただし、………俺をその気にさせられたらな」
「はい………幸村様………ッ」
×××××××××××××××
時期ネタによるリハビリ。
何が書きたいのか不明。
とりあえず「幸村様」と言わせたかった。
数字の形は似ていても、同じで非ず。
立場も想いも同じで非ず。
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