百合色の世界(戦スト信♀+BSR政♀)

※注意!

女体化・ジャンル混合!苦手な方要注意。




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「信長って、着痩せするタイプだったのな」


温泉の脱衣所にて信長と二人、着物を脱いでいる最中。
すぐ横の、色白で柔らかそうな身体について素直な感想を述べると、信長は眉間に皺を寄せ、こちらを睨み付けてきた。


「それはどういう意味だ」

「いやいや、別に太ってるとかじゃねーよ?」


寧ろ痩せてるし。腕とか脚とか腰とか細っせーし!
でも、それは知ってたんだ。
じゃあ、何で「着痩せする」という表現なのかというと。


「胸」

「は?」

「胸、意外にでかいな、と思ったんだって」

「な…」


途端、カッと赤く染まる頬に、なんとなく微笑ましくなってしまった。
こそこそとさりげなく胸を隠してしまうあたり、こういう言葉は言われ慣れていないらしい。


「義龍の兄さんに言われたことねぇのかよ?」

「…ない」

「だって、見られるし、触られるだろ?ヤるとき」

「知るかっ!」


ぺしん、と手拭いを投げ付けられたものの、ますます笑いが込み上げてくる。
普段は俺以上に男勝りなくせして、結構かわいいとこあるじゃん。


完全にそっぽを向いてしまった信長の後ろ姿は、絵画のモデルみたいに綺麗だ。
白い肩にかかる黒い髪、しなやかな体躯。日本人の美を「これでもかっ」という程に集めてできあがったかのような存在だと、思わず感嘆の溜息すら漏れそうになる。

触れてみたいと思った。


別に、同性でも触るくらいはいいんじゃね?いや、同性だから触るのもOKじゃねぇの?
そうだ、これは浮気とかじゃなくて、単なる戯れに過ぎない。

…慶次がやったらぶっとばすけど。


「なあ、信長ぁ」

「……何、…っ!!?」


俺は信長の後ろから抱きつき、邪魔な着物を割り開いて直にその胸に触れた。…いや、わし掴んだ。そして揉んだ。
その感触ときたら、めっちゃ柔らかいし、手に馴染むしで、いつまでも揉んでいたくなる。


「ぁ…馬鹿、やめろ…!」

「ナニ?あんたも気持ちいい?」

「〜〜〜〜〜…っ」


感度がよろしいようで、信長の身体が震えだした。
それがかわいくて、逆にもっと虐めてやりたくて。胸だけじゃ飽き足らずに、腰も撫でてみた。

…それがまずかったらしい。


「い…い加減に、しろ!」

「うわっ!!」


素早く俺の拘束(?)から逃れた信長に、逆に抑えつけられてしまった。
後ろは棚。逃げ場はない。

右腕で、息ができる程度に軽く喉を圧迫されている。呼吸できないわけじゃないが、ちょっとだけ苦しい。そんな絶妙な力加減。
左手の方では、肩を棚に押し付けられている。
俺の脚の間には信長の脚が割り込んでいて、少し恥ずかしい体勢だ。

女の力じゃ大したこともないが、それでもこいつは、人の身動きを簡単に奪ってしまう術を持っているらしい。
たったこれだけのことで、俺は今、動きを封じられてしまった。


「お前だけ触る、というのは、とんだ不公平だと思わないか?」

「の、ノブナガサン?」


そのきれいな胸が、さっきからそのまま丸見えですケド、イインデスカ?

…とか何とか考えてる場合じゃねぇし。俺ピンチ!


「もちろん、おれにも触らせてくれるのだろう?」

「えっ、ちょっと待っ……ひ…っ!!」


肩から離れた手は、そのまま俺の胸へ。
片手で器用に俺の着物は肌蹴られ、直に細い指が触れ、巧みに動く。腰にジンとした熱を生ませてしまうほど。

…ぶっちゃけ、めちゃくちゃ気持ちいい。慶次より上手いかも。


「あ、ぁ……っやだ、やめ…」

「…フン。政宗の方が悦がってるじゃないか」

「だって…こんな…」


さっきまでの初々しさはどこへやら。
今や立場は逆転。信長は悪戯な笑みを浮かべ、揉みつつ俺の唇を舐めてくる。
なんだこのPlay girlはっ!?
ちくしょー!負けてたまるかってんだぁ!!


「なにくそー!くらえっ!揉み返しっ!!」

「ふゎっ!?」


目の前で揺れる丸出しの胸を、下から押し上げるように両手で揉み、更に、綺麗なピンクの乳首に軽く爪を立ててやった。


「ん…ゃ……!」

「へっ、悦がってんのはどっちだよ」

「…このっ、」


敵は再び腰を抜かしかけているようだ。でも、俺への攻撃も、やめるつもりはないらしい。
くそっ、こうなりゃどっちが先に腰抜かすか、いざ尋常に勝負!ってか?


「あっ、そこやだぁ…!」

「…も、だめぇ…っ、」




「お前らぁー!ナニやってんだ公共の場で!!」

「ま、政宗…!?それに、のんちゃん(信長)まで…!おっぱい丸出し…!」




もう、お互い気持ちよすぎて訳がわからなくなってきたところで、慶次と義龍の兄さんが赤面しながら割って入ったのは、言うまでもない。







終われ。

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脱衣所には、二人以外誰もいなかったんだよ(笑)
そして、声だけ外に漏れてたらしい。
彼氏'sは少し遅れて来たとかね。

慶ちゃんは、信長さまを「のんちゃん」呼びしてたら萌えます私(●´`)
ていうか、にょたで百合なふたりを本気で見てみたい今日この頃(無理)。


誰か書いてくだパイ(笑)

それにしても、戦ストとバサラのコラボは楽しいので、またやるかもしれませぬ。


前ブログのお題小説から。


2010.7.11



あきゅろす。
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