ひまわり
4
何それ何それーッ!!
廉くんはそこらにいる不良と違うのに!!
『兄の名前兄のバカァ!!』
鞄を兄の名前兄のドアに投げつけて家を出た。
『全然わかってないだから!!』
ついた場所は学校のひまわりの前。
ひまわりに愚痴をこぼしていく。
私は、廉くんが好きだからいたいだけなのに…。
『…ッ!!』
今、私なんて…ッ
『廉くんが好き?』
だからあんなにドキドキしたり、ムキに兄の名前兄に八つ当たりしたり。
友達としてじゃなくって、男の人として好きなんだ。
私、廉くんに恋してるんだ。
『廉くんが好き。
この気持ちは恋なんだ』
初めて恋という気持ちに気付いた。
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