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呼び出されて部屋を出た瞬間!



―パン、パン!


「…え?」

「「「お誕生日おめでとう!!」」」


目の前には事務所の人達が、俺に向けてクラッカーを発射した。
上からヒラヒラ振り落ちた紙は、俺の頭の上に乗った。


「え?え?」


まだ状況が理解出来てない俺の肩をマネージャーが押して、近くの椅子に座らせた。

その瞬間、全ての明かりが消された。


「春馬くん、誕生日おめでとう!!」

「あ〜!」


事務所の人がろうそくの灯りが灯っている、誕生日ケーキをテーブルの上に置いてくれた。

サプライズパーティーかよ!!


「ありがとうございます!」


俺はみんなからのサプライズに、思わず少し目が潤んだ


「ほら、火消しな」


隣に立ってるマネージャーに言われて、俺はケーキの上を飾る、ろうそくの火をひと吹きで消した。




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