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ブラッディ・マンデイ
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私達が見つめ合って言葉を交わせずにいると、男の肩を掴んでる人が私を睨んだ。



宝「加納さん、高木くんの幼なじみです。テロリストではありません」

加「なら、お嬢ちゃんは帰りな」

『言われなくてもっ!!』


戻ったって藤丸に嫌な顔をされるのは当たり前。


私は宝生さんの横を通って、自分のマンションに帰ろうとしたが…、




―ガシッ




『…え』

男「レッドも来ないと、爆弾解除はしない」

加「んだと〜っ」


私の腕を放さない男にしびれを切らして、加納さんは舌打ちした。



加「宝生、そいつも連れて行け」

宝「しかし、彼女は…」

加「命令だ」


戸惑う宝生さんに顔を近づけて、念の言葉を押した。


私の手を離してくれた犯人を連れて、加納さん達は先に中に入っていった。



宝「ごめん、なまえちゃん」

『大丈夫です、危ない事は慣れましたから』


何回も危ない目に遭ってるんだもん、それほど恐怖は感じない。


ただ、気がかりなのは藤丸に再び会うこと。



宝「なまえちゃんは、絶対に私が守から」


宝生さんに、そう約束をされて、私は肩を掴まれて廃ビルの中に再び入っていった。



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