ブラッディ・マンデイ
6
すんなり、記事のコピーを了解した立川くんはコピー機の前に立った。
あ「それをいきなり停学だなんて、絶対許すべきではないでしょ!」
立「それで、今月号の新聞でそれを取り上げよって?」
あ「そう!」
横目で隣を見ると立川くんはコピーをとっている。
私は椅子を回転させて、あおいの方を見ると、あおいは椅子に座ってさらに話を続けた。
あ「生徒みんなの世論を盛り上げれば、学校側も考えを変えると思うの!」
あおいは私達を見て、自分の考えを言った。
でも、それじゃあー、真子が…
記事に目を移していた黙って聞いていた音弥が口を開いた。
音「規則一点張りの学校のやり方は俺も変えていく必要があると思う…」
納得してくれた音弥の意見を聞いて、あおいは無言で頷いて、立川くんからコピーした記事を受け取った。
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