ブラッディ・マンデイ 5 学校から出ると、さっきまで空はオレンジ色だったのに、黒色に変わっていた。 玄関までの階段を上って、ドアを開けた。 『ただいまー』 ふと目に入ったのは見知らぬ靴。 !!、…遥ちゃんっ!! 靴を脱ぎ捨てて明かりが付いてるリビングに入ると、遥ちゃんと知らない男の人が二人がソファーに座っていた。 『あんたたち、誰』 男「あれ?高木さん家にお姉さんいましたっけ?」 中年の男は額をポリポリかいて、立ち上がった。 『私は、友達ですっ』 船「これは失礼、警視庁捜査一課の船木です、こっちは飯場」 船木さんはもう一人の人も自己紹介した。 『刑事さんが何の用ですか』 船「実はね…、高木竜之介が人を殺して逃げちゃったんだよ」 『そんな!!』 嘘よ。 高木さんが人を殺すなんて…っ [*前へ][次へ#] [戻る] |