ブラッディ・マンデイ 2 起きたばかりの重たい体を無理矢理走らせた。 パソコン室に向かう階段上っていると、上から人の声が聞こえた。 『藤丸!』 藤「なまえ!もう平気なのか?!」 『大丈夫だけど、電話の相手は?』 窓際によった藤丸、電話から聞こえた声。 竜《なまえちゃんも近くにいるのか》 『電話、高木さん?』 藤「ちょっと待ってて」 私の前に手を出した。 静かにしろって事ね… 竜《今すぐハッキングは中止しろ!続ければお前もなまえちゃんも狙われる!》 藤「何言ってんだよ」 電話から微かに聞こえる高木さんの声は、いつもと違う…。様子が変だ。 藤丸もそれをさっして少し戸惑った。 藤「もう会えないってどーゆー事だよ」 何? 電話の声が雑音で聞こえない…っ 藤「…ブラッディ・マンデイ」 藤丸が謎の言葉を口にした。 藤「父さん!」 『!!』 ブーブーと電話が切れた音が聞こえた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |