ブラッディ・マンデイ 4 授業が終わって、二人で廊下を歩いて移動中… 藤丸はまだ日景が吊り上げた耳が痛いのか、時々触ったりしている。 『ねぇ!今日藤丸の家に行ってもいいー?』 藤「別にいいけど、遥もなまえに会いたがってたしさ」 『じゃあ、決定ね!』 よっし!! これで藤丸と少しでも、長く一緒に居れるー!! これぞ、幼なじみの特権!! 藤丸に隠れてグッ拳を握って喜ぶと、前を歩いていた藤丸が立ち止まって、見事に顔面強打。 『いったー』 鼻を手で抑えて前を向くと、私達の前に泣いて壁に寄りかかってる人物…、安斎真子。 藤「安斎?」 『真子、どうした?』 声をかけると、私達を見て後ろに後ずさって走った。 藤「おい!」 再度藤丸が声をかけるが、真子は立ち止まる事無く、そのまま私達の前から消えていった。 [*前へ][次へ#] [戻る] |