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ブラッディ・マンデイ
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藤「Jっ!」


予想はしていたが、やっぱり電話の相手はJだった。


J《ありがとう!ファルコン!
これで僕はいつでも東京を一瞬で終わらせる事が出来る!》


あの時居たのも、核物質を盗み出す為…。


J《でも、当分はやめとくよ。
霧島ちゃん達に伝えておいて!
宝石箱の中身は僕が大事に保管しておくから。
あなた達が持っているよりよっぽど安全だってね》

藤「今どこにいる?」

J《どこにもいない。
そしてどこにでもいる。
僕は最初から存在しない人間だから》

藤「お前は安斎に宝石箱を開けて欲しくないから、中身を抜いたんじゃないのか?
俺にハッキングさせたのも!
安斎の居場所を知らせたかったから…」

J《相変わらず君はお人好しだね》


Jは軽く笑った。


J《でもねー。
最初から分かってたよ。
君が君の妹の為に這いずり回っていたあの時から分かってた》


そう、全てはあの時から始まっていたんだ。




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あきゅろす。
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