[通常モード] [URL送信]

ブラッディ・マンデイ
4



音「何かあったのか?」


すぐに異変に気づいた音弥が、優しく声をかけてくれた。

信じていると言った私達が、こんな事して音弥に嫌われない保証なんてない。
覚悟を決めたのに、いざという時に思いが揺らぐ。


藤「行こう」

『…』


音弥よりも先に歩き出した私達。


藤「やっぱり席を外すか?」


後ろにいる音弥に聞こえないように私に聞いてきた。


『大丈夫。
藤丸がやるなら私もやる』


目を合わせて小さく頷いた。

覚悟はもう出来てるから、ここから逃げ出しちゃいけない。

最後まで見届けるんだ。




[*前へ]

4/4ページ

[戻る]


あきゅろす。
無料HPエムペ!