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ブラッディ・マンデイ
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このままじゃ、本当に音弥がKだと思われてしまう…。


マ《あ〜あ、かわいそう。
信じていた友達に裏切られるって、どういう気分かしら?》


ミラーの先にいるマヤは、まるで私達のやりとりを見ていたかのように笑って言った。


『藤丸、本当に音弥がKなのかな?』

藤「あいつがそんな事するように見えるか?」

『…ごめん』


友達を信じないでどうするんだろう。

私達が信じてあげなきゃ…っ。


―ガチャ


取り調べ室に霧島さんが入って来た。

どうやら、竜之介さん達は監禁部屋にはいなかったみたいだ。


マ《どこに逃げたかって?》

霧《ああ》

マ《そんなの本人に聞いてみたら?》

霧《アジトの場所知ってるんだろ!!》


一刻も争う事に、霧島さんも苛立って声を荒げた。


マ《私!せっかちな男は嫌いなの。
それより、Jの兄弟については調べた?》


上手く霧島さんから話をごまかして、私達の方に顔を向けた。


マ《先生。
あなた達が答えを導き出すのを待ってるのよ。》


マヤが言った「答えを導き出す」は、Kの正体、そして漆黒の姫の正体の事を暴けって事なの?


あなたの欲しい答えは、どんな答えなの…?



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