ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨ･ﾏﾝﾃﾞｲ
3
Ｊ《だから、この問題を作っちゃったのは君だ。
そしてこの問題は君への罰でもある》
これが、藤丸への罰…?
みんなを巻き込んでの罰…?
Ｊ《ファルコンに下るべき罰のとばっちりを食らった友達の皆さん。
ごめんね》
『…っ』
他の人を巻き込んでの藤丸への罰…っ。
Ｊ《でも、よ〜く分かったよ。
そこにいる人達も、君が守りたい相手なんだね。
フフｯ…、でもおかしい》
藤「何がおかしいｯ!!」
笑ったＪに苛立った藤丸は怒鳴りつけた。
Ｊ《なまえは君の事を恨んでもおかしくないのに、君の側にいるんだもん》
『恨む理由が無いじゃない』
Ｊ《ファルコンの罰が、あの事件に関係していてもかい?》
あの事件って、お母さんの…っ!?
Ｊ《まぁ、いいや。
人を愛すれば愛するほど、人は弱くなる。
…、そんな奴いらない》
その言葉を語ったＪは、どこか悲しげだった。
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