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ブラッディ・マンデイ
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背後から腹立たしい笑い声が聞こえた。


「美しいね、友情?」


ふざけた口調で私達をおちょくった。


『バカにしないで!!』

藤「お前らに殺されてたまるか!!」


私と藤丸は立ち上がってテロリスト達に怒りをぶつけた。


「じゃあ、使ってみる?
もう携帯もパソコンも、電波という電波は全て妨害したけど」


それでも藤丸は差し出された鞄を奪って地面に座り、パソコンを開いた。


『私の鞄は?』

「Jからの命令、お前はパソコンをいじるな」

『もし藤丸のパソコンに触れたら?』

「大切な友達が死ぬよ」


テロリストは、私に聞こえるように耳元で言った。


『…わかった』


自分でパソコンをいじらない限り赤目にはならない。

私を赤目にさせない事が目的なのね。


『藤丸、私も手伝う』

藤「あぁ」


隣に座って画面を覗き込んだ。


赤目が使えなくても、藤丸の補佐ぐらいなら出来る。


絶対に希望の光を掴んでみせる!!



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