ブラッディ・マンデイ 3 J《僕達の要求は、教祖神島紫門の釈放。 見返りに、君達へ抗ウイルス剤を渡し、解放しようと思う》 じゃあ、私達は神島紫門を釈放する為の道具? J《あっ、誤解しないでよ〜? 今、僕達と君達は同じ希望の光が見えてるはずだ。 神島紫門が釈放されれば君達は助かるんだから!》 『それだけの為に…っ』 神島紫門なんかの為に関係の無い人達を巻き込んだの!? J《ふふ…、分かってないのはこの腐った国の方さ! 君ら5人の命よりも、神島紫門を飼い殺しにする事を選ぶかもしれない》 椅子から離れて周りを歩きながら、現実性を語り始めた。 J《死刑を執行せず、独房に監禁してるだけの男の方が大事だと判断されちゃったりして…。 あっ!ファルコンはファルコンで考えてね。 この方程式はもともと君から始まってるんだから!》 藤丸から、始まってる方程式? こんな方程式が…? [*前へ][次へ#] [戻る] |