ブラッディ・マンデイ
6
音「それは止めた方がいい。
今、THIRD-iと親父さんが直接会ったら…」
藤「!」
その先の言葉は言わなくっても私達にはわかった。
音「俺も行く」
『音弥…』
音「お前らがやるなら俺もやる!」
その言葉が嬉しくって笑みがこぼれた。
あ「じゃあ、決まりね!
三人が行くなら私も行く!」
『あおいは私が絶対に守から…』
あおいは微笑んで立ち上がった。
先に進んだ二人を見て私達も一緒に立ち上がった。
『私達、大切な仲間がいてよかったね!』
藤「そうだな!」
お互いに手を繋いで二人の元に笑って走った。
背後にいる裏切り者に気づかずに…、
「奴らは気づきました。
抗ウイルス剤に…」
J《うん、了解》
切れた電話、携帯を耳から離して、裏切り者の目にはしっかりと四人の姿を捕らえていた。
「レッド、あなたは三年前の4811の真実に気づけるかしら?」
笑いながら裏切り者は消えていった。
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